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大谷翔平は「常軌を逸している」 逆方向に飛ばした2ランに米識者震撼「ただただ馬鹿げている」

米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地ブルージェイズ戦に「3番・DH」で先発出場し、花巻東高の先輩・菊池雄星投手から今季3号となる左中間2点本塁打を放った。米記者や元メジャーリーガーは投球コースと打球方向に震撼。証拠画像や動画をSNSに投稿し「このスライダーを左中間に…常軌を逸している」「常識に反している」などと唖然とした。

今季3号となる左中間2点本塁打を放ったエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
今季3号となる左中間2点本塁打を放ったエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

花巻東高の先輩・菊池雄星から今季3号となる2ラン

 米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地ブルージェイズ戦に「3番・DH」で先発出場し、花巻東高の先輩・菊池雄星投手から今季3号となる左中間2点本塁打を放った。米記者や元メジャーリーガーは投球コースと打球方向に震撼。証拠画像や動画をSNSに投稿し「このスライダーを左中間に…常軌を逸している」「常識に反している」などと唖然とした。

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 不条理な打球が米識者の度肝を抜いた。3-0とリードして迎えた3回1死一塁。菊池が投じた4球目のスライダーをコンパクトに振り抜いた。内角へのボール球だったが、打球は逆方向へとグングン伸び、左中間フェンスを越える3号2ランとなった。

 打球速度108.6マイル(約174.8キロ)、飛距離397フィート(約121メートル)。この一打に米識者は次々と驚きの声をツイッターに投稿した。MLB公式のブレント・マグワイア記者は「ショウヘイ・オオタニがこのスライダーをインサイドアウトで左中間への397フィートのホームランとした。彼は常軌を逸している」と記し、投球チャート図を添付。とらえたスライダーが内角へのボール球だったことを示した。

 2010年に史上19人目となる完全試合を達成し、現在はカリフォルニア州放送局「NBCカリフォルニア」でアスレチックス戦の解説を務めるダラス・ブレイデン氏も驚嘆。動画と共に「彼がこの球を左中間に400フィート飛ばしたのは常識に反している。これは他の多くの選手にとっては見送りかファウルだ。ただただ馬鹿げている」とツイートした。

 米スポーツベッティングサイト「ドラフトキングス」などで活動するジャレッド・カラビス記者も、投球コースが分かる画像を添えて「(笑)ショウヘイ・オオタニがこの球を左翼フェンス越えに弾き返した。クレイジーだ」と投稿していた。

 点の取り合いとなった試合は延長の末、ブルージェイズが12-11で勝利。大谷は5打数2安打2打点、菊池は4回1/3、9安打6三振6失点で勝ち負けはつかなかった。

(THE ANSWER編集部)

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