エンゼルス新セレブレーションは米ファンにも好評

　米大リーグのエンゼルスは7日（日本時間8日）、本拠地開幕戦ブルージェイズ戦でマイク・トラウト外野手が初回に先制2ランを放った。ベンチに帰ってくると、日本の「兜」を被せられて歓喜。今季の新セレブレーションに米ファンも興味津々の様子で、日本スタイルに「オオタニもこれを被らなきゃね」「マイク・トラウトは黄金の忍者だ」と好評の声が上がっている。

　本拠地開幕戦となったエンゼルスタジアムに“トラウト将軍”が誕生した。

　初回無死一塁、右腕バジットの初球を豪快に左翼席に運んだトラウト。ダイヤモンドを一周し、次打者の大谷翔平とハイタッチを交わすと、仲間から黄金色に輝く兜を被せられ、ベンチで祝福された。

　エンゼルスの本塁打といえば、昨季は打った選手がベンチでカウボーイハットを被せられる儀式が話題に。大谷も何度となく、その光景を生み出した。今季は敵地から試合が始まり、麦わら帽子を使用していたが、本拠地で行われる今季バージョンが注目されていた。

「THE ANSWER」の取材によると、兜の製造元は鹿児島の甲冑工房丸武産業。発注を受けて33万円の逸品を用意したという。

　エンゼルス公式インスタグラムも実際の写真を投稿すると、大きな反響が寄せられた。

「マイク・トラウトは黄金の忍者だ」
「新しい本塁打ヘルメットすごくいいね」
「すごーーくかっこいい」
「オオタニもこれを被らなきゃね」
「SHOGUN!!」
「このヘルメットの由来をもっと詳しく教えてくれ。ゴージャス！！」
「これまで見た中で一番かっこいい。今年はずっとこれでいって欲しい」
「Sugoi!」

　試合には敗れたものの、新たなセレブレーションで盛り上がったエンゼルス。8回には大谷も本塁打まであと少しというフェンス直撃二塁打を放った。トラウタニがそろって兜を被る日もそう遠くないだろう。