大谷翔平の去就問題 エ軍オーナーの思惑を米名物アナリスト推察「80歳でそんな履歴書は…」
米大リーグで今オフにフリーエージェント(FA)となるエンゼルス・大谷翔平投手について、米名物アナリストは「どれだけ負け越してもエンゼルスは今季中にオオタニを放出しない」と持論を展開している。

「MLBネットワーク」でパーソナリティを務めるクリス・ルッソ氏が言及
米大リーグで今オフにフリーエージェント(FA)となるエンゼルス・大谷翔平投手について、米名物アナリストは「どれだけ負け越してもエンゼルスは今季中にオオタニを放出しない」と持論を展開している。
MLB公式放送局「MLBネットワーク」でパーソナリティを務めるクリス・ルッソ氏は米ストリーミングサービス「ピーコック」の番組「ダン・パトリックショー」に出演。テーマはエンゼルスと大谷の長期契約についてだった。
ルッソ氏は「モレノは7月に大谷を放出したオーナーになりたくないということを、私は言いたい。彼らは素晴らしいスタートを切ったところでどうなるかはわかりませんが、チームとオオタニが酷い状況でも、(オールスターブレイクがある)7月15日段階で(首位と)20ゲーム差を付けられたとしても、彼(モレノオーナー)はオオタニをトレードに出したがらないでしょう」と予想した。
昨年のような大失速をしたとしても、チームはトレード期限で残り契約期間わずかの大谷と引き換えに、若手の有望株をトレードで獲得することを望まないというのが、ルッソ氏の見立てのようだ。
さらに「オオタニを放出したというオーナーになりたいのか、という問題。オオタニが今シーズン残って、長期契約を結ぶために素晴らしいオファーを提示した後、彼が移籍したとすれば、オーナーは批判されませんよね」と立場を推察した。
オーナーのモレノ氏にとって、球界最高のスーパースターとなった大谷を放出する判断は難しいという読みから、ルッソ氏は「トレード期限に彼を放出してしまえば、長期契約にこぎ着けるプランがないということ。それは見栄えが悪いですよね。80歳のモレノはそんな自分の履歴書を求めないでしょう。シーズン中、エンゼルスがどれぐらい不振に陥っても、オオタニは今季通じてエンゼルスの一員でしょう」と終始力説していた。
エンゼルスは今季ここまで4勝2敗と好スタートを切っている。
(THE ANSWER編集部)
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