前田健太復帰戦で生まれた衝撃、CY賞右腕の1時間57分完封劇に米驚愕「映画のほうが長い」
米大リーグで驚きの記録が生まれた。4日(日本時間5日)に行われたマーリンズ―ツインズの一戦で、マーリンズ右腕サンディ・アルカンタラ投手が9回3安打の快投を見せ、自身4度目の完封勝利。試合時間が2時間を切る1時間57分という短さに、米記者は「映画のほうが長い」などと驚きを持って伝えている。
マーリンズのアルカンタラ投手が達成
米大リーグで驚きの記録が生まれた。4日(日本時間5日)に行われたマーリンズ―ツインズの一戦で、マーリンズ右腕サンディ・アルカンタラ投手が9回3安打の快投を見せ、自身4度目の完封勝利。試合時間が2時間を切る1時間57分という短さに、米記者は「映画のほうが長い」などと驚きを持って伝えている。
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実力を遺憾なく発揮した。昨季サイ・ヤング賞を獲得したアルカンタラ。序盤からツインズ打線に付け入る隙を与えず、すいすいと投げ込んだ。4、6、9回に1安打ずつ許しただけの散発3安打で、最後は遊併殺でゲームセット。1-0の完封勝利となった投球数はジャスト100球、試合時間は1時間57分という短さだった。
米フロリダ州地元局「バリー・スポーツ・フロリダ」のマーリンズ専門ツイッターは「マーリンズ勝利。サンディ・アルカンタラがツインズを0封! サンディにとってキャリア4度目の0封で10度目の完投。彼はそれを1時間57分でやってのけた! 9回3安打無失点、1四球。100球」と速報。米フロリダ州地元紙「マイアミ・ヘラルド」などに寄稿するクレイグ・マイシュ記者は「マーリンズのスキップ・シューマッカー監督は、キャリアにおいてこれほど早く終わった試合を経験するのは初めてだと振り返った」と指揮官のコメントも伝えた。
米スポーツ専門局「CBSスポーツ」のダニー・ヴィエッティ記者は「映画『マネー・ボール』(2時間13分)は、たった今行われたツインズ―マーリンズ戦(1時間57分)より長い」と意外な比較から驚きのツイートをしている。
この試合では、トミー・ジョン手術明けのツインズ・前田健太投手は591日ぶりの登板。5回0/3を投げ、1失点9奪三振と好投しながらも敗戦投手となっている。
(THE ANSWER編集部)