マリナーズ戦の前に対面

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は3日（日本時間4日）、敵地マリナーズ戦に「3番・DH」で先発出場。2戦連発となる2号2ランを放つなど、7-3の勝利に貢献した。試合前にはマリナーズの会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏とグラウンドで対面。日本が誇る偉大な2人の接近に、米メディアのツイッターも反応。「究極のリスペクト」などと紹介している。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今　2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
（W-ANS ACADEMYへ）

　Tモバイルパークで対面した2人。イチロー氏と大谷の対面の様子はツイッター上の日本人ファンの間でも話題になった。ソックスを上げ、笑いながら手を差し出すイチロー。大谷は帽子を取って礼儀正しく頭を下げ、握手を交わした。ともに笑顔を浮かべた2人にとって、特別な時間だったようだ。

　この対面の様子に米メディアは続々と反応。米スポーツメディア「スポーティング・ニュース」のツイッターは「ショウヘイ・オオタニがイチロー・スズキに会う時はいつでも、常にリスペクトを示している」と2人の様子を伝えた。

　米スポーツブックメーカー「ポインツベット・スポーツブック」のツイッターは「ショウヘイ・オオタニがマリナーズの元選手イチロー・スズキに帽子を取ってお辞儀　最も健全な男だ」と大谷の姿勢に注目。米スポーツブックメーカー「ファンデュエル」のツイッターも「ショウヘイ・オオタニ　イチロー　究極のリスペクト」とつづり、イチローに対する大谷の思いに触れている。

　この後に行われた試合で大谷は5回に決勝2ランを放つなど5打数1安打2打点。2戦連発でチームの3連勝に貢献している。