ベンチに戻った大谷がかぶっていた麦わら帽子に入っていたロゴは…

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は2日（日本時間3日）、敵地アスレチックス戦に「3番・DH」で先発出場。5回の第3打席で今季初アーチとなる中越えソロを放った。ベンチに戻ると同僚から麦わら帽子をかぶせられる祝福を受けたが、その帽子に敵地放送局は注目。「これを見て！」「確定だね」と大谷のまさかの“移籍”を示唆する動画を投稿して笑いを誘った。

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　黄色と青で彩られた丸いロゴには橋が描かれている。大谷がかぶった麦わら帽子に記されていたのは、米プロバスケ・ウォリアーズのロゴマーク。アスレチックスと同じくカリフォルニア州ベイエリアを本拠地とする人気球団だ。

　アスレチックスの試合を中継する放送局「NBCスポーツ・カリフォルニア」の実況席がこれを発見すると、静止画を用いてロゴを確認。「これを見て！」と言うとわざわざ赤丸で囲って拡大し、「これはなんだ？　ウォリアーズのロゴじゃないか！」と声を上げた。

　同局のアスレチックス専門ツイッターはこの場面を動画で投稿し、「オオタニがウォリアーズへ、確定だね」との文面を添えた。日米のファンからは「笑顔をありがとう」「翔平もウォリアーズファンやね」「え！　何かの示唆か」「まさかのバスケと野球の二刀流爆誕」といった反応が寄せられた。

　同局は試合後、「トラウトやオオタニらエンゼルスがアスレチックス戦で本塁打の後にウォリアーズの帽子をかぶる」と題する特集記事を掲載。エンゼルス放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」のレポーター、エリカ・ウェストンさんの談として、「これは一時的なホームランセレブレーションです。今後さらに良いものが来る予定ですが、まだ到着していないそうです」と暫定的なものであることを紹介した。

　ウェストンさんによると近日公開予定の新しい儀式は「帽子ではなく、チェーンでもなく、ジャケットでもない」とのこと。本塁打を放った後に、大谷をどんな祝福が待ち受けることになるのか、楽しみだ。