大谷翔平活躍で敗戦、ファンと口論、13点大勝 米記者驚き「1年分の狂気を2試合に」
米大リーグ・エンゼルスは1日(日本時間2日)、敵地アスレチックス戦に13-1で大勝した。3月30日(同31日)の開幕戦では、大谷翔平投手が6回無失点ながら逆転負け。翌日にはアンソニー・レンドン内野手がファンの胸ぐらを掴んだ動画が出回った。激動の開幕2試合に対し、米番記者は「1シーズン分の狂気がわずか2試合に」「ジェットコースターのよう」と伝えた。
エンゼルスの開幕2試合に米記者「ジェットコースターのよう」
米大リーグ・エンゼルスは1日(日本時間2日)、敵地アスレチックス戦に13-1で大勝した。3月30日(同31日)の開幕戦では、大谷翔平投手が6回無失点ながら逆転負け。翌日にはアンソニー・レンドン内野手がファンの胸ぐらを掴んだ動画が出回った。激動の開幕2試合に対し、米番記者は「1シーズン分の狂気がわずか2試合に」「ジェットコースターのよう」と伝えた。
話題に事欠かないアスレチックスとの開幕2連戦だった。大谷が6回10三振無失点ながら救援陣が逆転を許し、1-2で黒星発進。二刀流の活躍がありながら敗れる展開に、「なお、エンゼルスは~」を意味するネット用語「なおエ」が早くも日本人ファンの間で飛び交った。
試合後、グラウンドを後にしようとするレンドンが、アスレチックスの帽子を被ったファンと口論に。酷い野次が続いていたようだが、相手の胸ぐらを掴む様子が動画でSNS上に出回る騒動となった。1日のオフを挟んで迎えたこの日の2戦目は、11安打13得点と打線が大爆発。大谷も2安打2打点など、メジャー初先発の藤浪晋太郎投手を3回途中8失点でKOした。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は「エンゼルスは1シーズン分の狂気をいかにわずか2試合に詰め込んだのか」と題し、番記者のサム・ブラム氏の署名記事を掲載。開幕2試合を「浮き沈みの激しいジェットコースターのような感情と論争」と表現した。
記事では「エンゼルスのシーズンには浮き沈みもあるだろう。連勝もあれば連敗もあるだろう。ドラマもあれば論争もあるだろう」と指摘。「オオタニは活躍するが、チームメートはそうじゃない日もあるだろう。そして、チーム全体がオールスターのラインナップのように思える試合もあるだろう」としつつ、「ただそれが2日間で全て起こることは普通ない」と驚くかのようにまとめた。
(THE ANSWER編集部)