大谷翔平降板→逆転負け「昨季のフラッシュバックだ」 開幕即なおエに米メディア落胆
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は3月30日(日本時間31日)、敵地アスレチックス戦に「3番・投手」で先発。開幕投手として6回2安打無失点、10奪三振と好投するも、チームは1-2で逆転負けした。昨年は大谷の降板後に同点、逆転を許す展開も多かったが、開幕戦から米メディアも「もしかするとオオタニがエンゼルスのユニホームを着て迎える最後の開幕戦だったかもしれない試合を台無しにした」と落胆している。
アスレチックス戦で好投もチームは逆転負け
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は3月30日(日本時間31日)、敵地アスレチックス戦に「3番・投手」で先発。開幕投手として6回2安打無失点、10奪三振と好投するも、チームは1-2で逆転負けした。昨年は大谷の降板後に同点、逆転を許す展開も多かったが、開幕戦から米メディアも「もしかするとオオタニがエンゼルスのユニホームを着て迎える最後の開幕戦だったかもしれない試合を台無しにした」と落胆している。
最速162キロの剛速球と右打者の外角に大きく逃げていくスイーパー、鋭く落ちるスプリットなどで相手打線を手玉に取った大谷。開幕から2ケタ奪三振と好投し、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りるも、8回にリリーフ陣が逆転を許して白星は逃した。日本のツイッター上では「なお、エンゼルスは敗れた」を意味するネット用語「なおエ」がトレンド入りするなど、ファンの間にも失望が広がっていた。
カリフォルニア州地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」は、エンゼルス番のジェフ・フレッチャー記者の署名で「エンゼルスの打線とブルペンは、敗戦したシーズン開幕戦でショウヘイ・オオタニを援護することに失敗した」との見出しで記事を掲載。試合展開について「昨季のフラッシュバックだ」と嘆いた。
野手ではレンフロー、ウルシェラらを補強した今季だが、この試合は1得点のみ。「昨年よりもかなり生産的であるはずの打線は、しかしながらわずか1得点しか生み出せなかった」「打線の失敗により、エンゼルスの救援陣はミスが許されない状況になった」と得点を重ねられない展開がリリーフ陣にプレッシャーになったと記事では指摘した。
大谷は今オフにフリーエージェント(FA)となるため去就に注目が集まっている。「これが、もしかするとオオタニがエンゼルスのユニホームを着て迎える最後の開幕戦だったかもしれない試合を台無しにした。落胆させるスタートだった」と表現されていた。
(THE ANSWER編集部)