エンゼルス番記者が試合後のループのコメントを紹介

　米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は30日（日本時間31日）、アスレチックスとの今季開幕戦に「3番・投手」で先発出場。投手としては6回2安打無失点、10奪三振の力投を披露した。しかし、降板後にリリーフ陣が逆転を許して今季初勝利ならず、エンゼルスは1-2で敗れた。8回に同点打を浴びた3番手の左腕アーロン・ループ投手は試合後、「キャリアで最も恥ずべきもの」と猛省している。

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　2年連続の開幕投手となった大谷は、3回まで無安打ピッチングを見せた。4回に連打で1死二、三塁のピンチを迎えたが、5番アギラを低めのシンカーで三振に打ち取ると、続くラウレアーノに最後は外角低めに101マイル（約162キロ）。空振り三振で雄叫びをあげた。4回以外は安打を許さず10奪三振の好投を見せ、1点リードの6回に勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。

　しかし8回、エンゼルス3番手のループがアスレチックス打線に捕まる。連打を浴びて同点とされると、4番手テペラが逆転の適時打を浴びて1-2で敗戦。大谷の開幕戦勝利が消滅した。

　米スポーツメディア「ジ・アスレチック」でエンゼルス番を務めるサム・ブラム記者は、試合後に自身のツイッターを更新。「アーロン・ループは『弱虫のように、ビクビクしながら投げていた』と語った。自身の投球について『キャリアで最も恥ずべき』ものだったとした」と、敗戦投手になったループのコメントを紹介。さらに「ループは球は良かったと感じていたと明かし、今後怖がりながら投げることは『絶対にない』と語った」と、今後の雪辱を誓った様子も伝えている。