村元哉中&高橋大輔の1枚に「興奮と安堵感じる」 海外メディア「私たちはなんて幸運」
今月行われたフィギュアスケートの世界選手権(さいたまスーパーアリーナ)で、アイスダンスの村元哉中、高橋大輔組(ともに関大KFSC)は今季ベストの合計188.87点をマークし、11位で2度目の世界選手権を終えた。リズムダンス(RD)の演技後、“かなだい”が抱擁した瞬間をとらえた1枚を海外メディアが公開。「興奮と安堵感が感じられる」「我々は幸運だ」と感激の声が集まっている。
フィギュアスケート世界選手権
今月行われたフィギュアスケートの世界選手権(さいたまスーパーアリーナ)で、アイスダンスの村元哉中、高橋大輔組(ともに関大KFSC)は今季ベストの合計188.87点をマークし、11位で2度目の世界選手権を終えた。リズムダンス(RD)の演技後、“かなだい”が抱擁した瞬間をとらえた1枚を海外メディアが公開。「興奮と安堵感が感じられる」「我々は幸運だ」と感激の声が集まっている。
村元の顔に、笑みがこぼれた。
高橋が黒地に大胆なゴールドのチェーンがデザインされたジャケット、村元も同じチェーンをモチーフに、全体がカラフルに配色された今季お馴染みの衣装で登場。ラテンをテーマとしたアップテンポの音楽に乗り、華麗な滑りを披露した。
最後のポーズをとった演技直後に2人は抱擁。村元は高橋の肩の上から腕を回すようにして、柔らかな表情を浮かべていた。
ルーマニアのフロレンティナ・トーン記者が展開するスケート専門メディア「インサイド・スケーティング」公式インスタグラムは、高橋の背中側から撮られた実際の画像を公開。文面にはこのように示した。
「彼らはRDの最後に喜んでいた。この写真から興奮と安堵感が感じられるだろう」「一方で、我々には一息ついてこのシングル王者からアイスダンサーに転向したアメージングなキャリアを振り返る時間がある。これを経験し、感じられる私たちはなんて幸運なのだろう」
かなだいカップルの演技については、米人気コメンテーター、ニック・マクカーベル氏も「かなだいが母国の観客を歓喜させた。今週最大の声援が送られている」と自身のツイッターで会場を沸かせていたことを伝えていた。RDで72.92点の11位だった2人はフリーダンスで自己ベストの115.55点をマーク。演技後には感極まった表情も見せていた。