NWSLチャレンジカップも配信

　スポーツ・チャンネル「DAZN（ダゾーン）」は、日本時間3月25日（土）深夜に開幕する米女子サッカーリーグ「ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ」（以下NWSL）の2023年シーズン（プレーオフも含む）ならびに、日本時間4月20日（木）に開幕するカップ戦「NWSLチャレンジカップ」の放映権を獲得したことを発表した。

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　2013年に全8チームによりスタートしたNWSL。11年目を迎える今シーズンは全12チームによって争われる。2022年シーズンの1試合平均入場者数は7000人以上と高い人気を誇り、2022年の開幕戦では平均1万人を突破。過去に女子ワールドカップ（W杯）、五輪で各4度の優勝を果たしている米国女子代表選手も数多くプレーをしている。

　過去に2度優勝経験のあるノースカロライナ・カレッジは、女子プロテニスプレーヤーの大坂なおみが共同オーナーを務める。また、昨季から参入したエンジェル・シティーFCは、ハリウッド俳優のナタリー・ポートマン、元女子プロテニスプレーヤーのセリーナ・ウィリアムズの夫、アレクシス・オハニアン氏らが共同オーナーに名を連ねるなど、米国内での人気は高まるばかりだ。

　また日本人選手も複数在籍。今年の女子W杯で活躍が期待される遠藤純（エンジェル・シティーFC）、杉田妃和（ポートランド・ソーンズFC）、三浦成美（ノースカロライナ・カレッジ）のプレーには注目が集まる。さらに、なでしこジャパンが2011年女子W杯ドイツ大会で優勝した際の中心メンバーだった永里優季（シカゴ・レッドスターズ）、川澄奈穂美（NJ/NY ゴッサムFC）のベテラン2人も健在ぶりをアピールしている。

　一方のNWSLチャレンジカップは、2020年の新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、リーグ戦中止が予期なくされた際に実施されたカップ戦。初年度はトーナメント方式だったが、翌年以降はリーグ戦に変更された。12チームで争われる今季は開催時期もシーズンと並行して行われる。そのため、選手起用を含めて、各チームがどのような戦略をとるかも見どころだ。

　DAZNでは、国内女子プロサッカーリーグ「Yogibo WEリーグ」と欧州女子サッカーリーグ「UEFA女子チャンピオンズリーグ」を筆頭にイングランドの「FA女子スーパーリーグ」、スペインの「ラ・リーガ女子」も配信中。今回、女子サッカーへの注目度が高い米国の「NWSL」の放映権を獲得したことで、より充実した全世界の女子サッカーを日本のサッカーファンに届けることとなりそうだ。

　今年は7月に「FIFA 女子W杯 オーストラリア＆ニュージランド 2023」が開催。世界中から女子サッカーへ熱い視線が注がれることは間違いない。今後も、DAZNは女子サッカーはもちろん、女性スポーツの魅力をお届けするさまざまなコンテンツを配信していく。

■NWSL2023年シーズン開幕戦主な配信予定

3月27日(月)
ワシントン・スピリット VS OLレイン　5:00キックオフ
ポートランド・ソーンズFC VS オーランド・プライド　6:00キックオフ
※時間は全て日本時間。
※本配信については、内容の変更または中止する場合がある。