WBCは8日から開幕

　野球のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）は8日に開幕する。台中での1次ラウンドではキューバとチャイニーズ・タイペイ（台湾）が激突するが、台湾の左腕がNPBで同僚になったキューバの長距離砲と再会を報告。「懐かしいツーショット」「嬉しすぎる」と日本のファンを喜ばせている。

　開幕を間近に控えたWBC。出場選手の中にはNPBでプレーした助っ人たちもいる。台湾の左腕・陳冠宇もその一人だ。

　2014年オフにDeNAを退団し、当時監督だった伊東勤氏に入団テストで評価されてロッテに移籍。登録名「チェン・グァンユウ」で2020年までプレーした。先発、リリーフ問わず奮闘。ひょうきんな人柄と笑顔でファンに愛された。

　そんなチェンが台湾・台中で再会したのは、キューバ代表のアルフレド・デスパイネ外野手。2014年途中にロッテに加入し、チェンとは2016年まで同僚。その後移籍したソフトバンクで昨年までプレーした。

　チェンはスーツ姿で、黒いシャツをまとったデスパイネとの2ショットをインスタグラムに投稿。日本語で「デスパーデスパーバモデスパー！」と、ロッテ時代の応援歌を思わせる文面も記した。

　これに日本のファンも反応。「ロッテを愛してくれてありがとう　二人共、戻って来てほしい！」「懐かしいツーショット、嬉しいです」「元ロッテメンバーがWBCで戦うの楽しみ」「最強のコンビです」「この2ショット、ロッテファンにとって嬉しすぎます」「マリーンズに帰ってこないかなあ」などと感激した様子のコメントが書き込まれていた。

　キューバとチャイニーズ・タイペイは12日に対戦する。