禁止シフトの“抜け道”発見 MLBの大胆な守備隊形に米疑問「バントで全ておじゃんだ」
米大リーグは今季から極端な守備シフトが禁止され、4人の内野手が二塁ベースの両側に2人ずつ配置するよう定められた。しかし、3日(日本時間4日)のオープン戦では“抜け道”をつくシフトが敷かれ、米ファンからは「何も変わってないね」「これも禁止で」などと疑問の声が上がっている。
レッドソックスが独特の守備隊形
米大リーグは今季から極端な守備シフトが禁止され、4人の内野手が二塁ベースの両側に2人ずつ配置するよう定められた。しかし、3日(日本時間4日)のオープン戦では“抜け道”をつくシフトが敷かれ、米ファンからは「何も変わってないね」「これも禁止で」などと疑問の声が上がっている。
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米紙「USAトゥデー」が注目したのは、レッドソックス―ツインズのオープン戦。ジョーイ・ギャロの打席での出来事だった。内野手は禁止ルールに沿い、確かに二塁ベース両側に2人ずついる。しかし、外野はそうではなかった。右翼手の前に、もう一人の外野手が浅い位置に守っていた。レフトは消えたようにがら空き。大胆な守備隊形だが、強い打球が一二塁間を破れば、外野ゴロとなり得るシフトだった。
同紙は「レッドソックスが見つけたMLBのシフト禁止の抜け道、ジョーイ・ギャロの癪に障る」との見出しで記事を公開。このシフトについて報じ、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のアナリストのベン・バーランダー氏もツイッターを更新。ホーム側から撮影した、シフトの全貌が分かる写真を投稿した。
米ファンからは「何も変わってないね。すごいよ」「これも禁止だと思ってた。誰か説明して」「ギャロがシフトに気づかず左翼方向に打ったら、真のワーストヒッターだよね」「これは馬鹿げているけどバントしたら全てがおじゃん。笑」「これも禁止で」「MLBは左翼手は二塁ベースの反対側にいなければいけないというルールを設けるべき」「レフト線に打ったら即三塁打」「昨季と同じで〇ソ」などと疑問の声が上がっていた。
(THE ANSWER編集部)