「かなりの違い」 今季から拡大されるMLBのベース 新旧比較に米反響「盗塁増えそう」
3月30日(日本時間31日)に開幕する今季の米大リーグ(MLB)。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の後に行われるシーズンは、選手たちの活躍を左右するかもしれない“規格変更”にも注目が集まっている。今シーズンからホームベースを除く全てのベースが拡大。米メディアがその比較画像を公開すると、米ファンから「かなりの違い」「盗塁が増えそう」といった声が寄せられている。
今季から縦横約7.6センチずつ拡大されるベース
3月30日(日本時間31日)に開幕する今季の米大リーグ(MLB)。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の後に行われるシーズンは、選手たちの活躍を左右するかもしれない“規格変更”にも注目が集まっている。今シーズンからホームベースを除く全てのベースが拡大。米メディアがその比較画像を公開すると、米ファンから「かなりの違い」「盗塁が増えそう」といった声が寄せられている。
差は歴然としていた。今季から使用されるベースの上に、ひっくり返されて乗せられた昨季までのベース。米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は「これから使用される2つのベースのサイズの違い」とつづってツイッターに画像を公開した。
MLBは昨年9月にルール変更を発表。15インチ(約38.1センチ)四方から18インチ(約45.7センチ)四方になる。MLB公式によると、この変更で本塁から一塁、本塁から三塁の距離は3インチ(約7.6センチ)減少し、一塁から二塁、二塁から三塁の距離は4.5インチ(約11.4センチ)減少するという。大きなベースは選手の安全にポジティブな影響があると期待されているものの、実際に比較してみると視覚的なインパクトは大きいようだ。
米ファンからもさまざまな反応が寄せられている。
「数インチ差ってかなり大きい」
「3インチってかなりなんだね」
「最初に聞いたときは大したことないように思えたけど、見てみると今季は盗塁が増えそうだね。楽しいに違いない」
「ワオ、これはかなり有意に違う」
「かなりの違い」
「LサイズのピザとMサイズのピザ」
すでに昨季マイナーリーグでベース拡大は試験的に導入されており、MLB公式は「大きなベースは2022年のマイナーリーグでベース付近での怪我を13パーセント以上減少させた」としている。今回の改正への注目は高まっている。
(THE ANSWER編集部)