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渡邊雄太、球宴3ポイントコンテスト不選出に米疑問「最大の冷遇」「招待受ける論拠ある」

米プロバスケットボール(NBA)は14日(日本時間15日)、18日(同19日)にオールスターイベントの一環として開催される3ポイントコンテストの出場者を発表した。出場が期待されたネッツ・渡邊雄太は選出されず。米メディアは「最大の冷遇だ」と疑問を呈している。

ネッツの渡邊雄太【写真:ロイター】
ネッツの渡邊雄太【写真:ロイター】

NBAが3ポイントコンテスト出場者8人を発表

 米プロバスケットボール(NBA)は14日(日本時間15日)、18日(同19日)にオールスターイベントの一環として開催される3ポイントコンテストの出場者を発表した。出場が期待されたネッツ・渡邊雄太は選出されず。米メディアは「最大の冷遇だ」と疑問を呈している。

 NBAの今季のオールスターは19日(同20日)にユタ州ソルトレイクシティで行われる。17~18日(同18~19日)には関連イベントも同地で開催。その1つが3ポイントコンテストだ。今季はトレイルブレイザーズのデイミアン・リラードやセルティックスのジェイソン・テイタムなど8人が選ばれた。

 この選出に米スポーツ専門メディア「スポーティング・ニュース」は「なぜユウタ・ワタナベが2023年NBAオールスター3ポイントコンテストの最大の冷遇なのか」と題して異論を唱えた。米データ会社「バスケットボール・リファレンス」による3ポイント成功率上位10位からは1人も出場しないことに言及。「出場すべきだったかもしれないのに選ばれなかった選手が沢山いる」と指摘した。

 続けて「しかし、今季48.1%と焦げるほどに熱い3ポイント成功率でリーグトップだったこともあるユウタ・ワタナベ以上に大きな冷遇はない」とその中でも渡邊が選ばれなかったことを最大の問題とした。

 渡邊が選ばれなかった考え得る理由の1つとして「シュート数の少なさ」を挙げながらも、「3ポイントをあまり多く打っていなかったとはいえ、それでもワタナベは招待を受けるに値する非常に良い論拠を持っている」と主張した。

 記事は論拠の1つとして「ワタナベのオールスター休暇での48.1%という成功率は100本以上打っている選手の中でリーグダントツの高さだ。これは昨年のリーグトップ、ルーク・ケナードの44.9%も上回る」と紹介。「ワタナベはここまでシュートに関して歴史的なシーズンを送っている」と言及し、「彼の(3ポイント)成功率は108本以上打っている選手の中でNBA史上19位の高さだ」などと規定には到達していないものの、その精度の高さを選出されるべき理由として挙げた。

(THE ANSWER編集部)


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