日本人アスリートが試合中CMに登場 全米注目スーパーボウルで米紙「怖がらないで」
12日(日本時間13日)に米国で行われたスーパーボウルは、チーフスが38-35でイーグルスに勝利した。全米で注目された一大イベントだったが、試合を放送した米放送局「FOX」のCMに日本人アスリートが“主役級”で登場。米紙は「ファンよ、怖がらないで」などと伝えている。
米放送局「FOX」のCMに登場したのは…
12日(日本時間13日)に米国で行われたスーパーボウルは、チーフスが38-35でイーグルスに勝利した。全米で注目された一大イベントだったが、試合を放送した米放送局「FOX」のCMに日本人アスリートが“主役級”で登場。米紙は「ファンよ、怖がらないで」などと伝えている。
全米の注目を集めたスーパーボウル。米紙「ニューヨーク・ポスト」が注目したのは、その第2クォーター直前に放送されたCMだった。見出しでは「コウダイ・センガ、メッツのスーパーボウル広告の中で『お化けフォークはただの球種』と主張」と報じている。
今季から米大リーグ・メッツに移籍した千賀滉大投手が、チームメートとともにシーズンチケット販売をプロモーションするためのCMに登場。千賀と言えば、打者の目線から消えるほどの落差を誇る“お化けフォーク”が武器の一つだが、CM内ではフォークも話題に。“主役級”として登場している。
動画はフランシスコ・リンドーア、エドウィン・ディアス、ブランドン・ニモ、トマス・ニドらスター選手がチケット販売代理人に扮し、千賀とともに出演。購入してくれそうな客に電話をかけているが、ニドが客との電話を保留にしたまま千賀とビデオ通話を始めた。千賀は日本語で「お化けフォークはただの球種だからお化けじゃないよ」と説明している。
これを確認したニドは、保留していた客との通話を再開。「本物のお化けではありません」と説明し、千賀も後ろで「お化けじゃないよ!」と今度は英語で叫んでいた。どうやら「お化け」のワードを怖がるファンに説明した、という設定のようだ。
「ニューヨーク・ポスト」の記事では「メッツのファンよ、怖がらないで」「それはコウダイ・センガの武器の緩いボールの一つに過ぎない」となどと説明。メジャーデビュー前から、思わぬ形で話題を作っていた。
(THE ANSWER編集部)