八村塁、レブロンの意図汲んだプレーをレイカーズOB絶賛「良く考えてスペース作っている」
米プロバスケットボール(NBA)は31日(日本時間1日)、レイカーズが敵地でニックスと対戦。オーバータイム(OT)の末、129-123で勝利した。2戦連続の先発出場となった八村塁は移籍後最多の19得点と躍動。プレータイムも今季最長の40分25秒で、9リバウンド、1ブロックをマークした。この試合について、レイカーズOBは米カリフォルニア州地元局で八村の“好プレー4選”をピックアップ。“キング”レブロン・ジェームズとの好連係が見えた点を絶賛した。
ニックス戦で移籍後最多の19得点と活躍
米プロバスケットボール(NBA)は31日(日本時間1日)、レイカーズが敵地でニックスと対戦。オーバータイム(OT)の末、129-123で勝利した。2戦連続の先発出場となった八村塁は移籍後最多の19得点と躍動。プレータイムも今季最長の40分25秒で、9リバウンド、1ブロックをマークした。この試合について、レイカーズOBは米カリフォルニア州地元局で八村の“好プレー4選”をピックアップ。“キング”レブロン・ジェームズとの好連係が見えた点を絶賛した。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
レイカーズに移籍して4試合目で最高のスタッツをマークした八村。周囲との連係も向上し、チームの勝利に貢献した。この内容について、米カリフォルニア州地元局「スペクトラム・スポーツネット」公式ツイッターは元レイカーズ選手のロバート・オーリー氏の解説を紹介。その中で、オーリー氏は4つのプレーについての見解を示した。
「彼はより快適にプレーできるようになりました」としたうえで、最初に取り上げたのは八村がスクリーンの間を抜けてフリーになり、2人を引きつけたレブロンが八村にノールックパスを送ったプレー。「彼は良く考えています。レブロンがどこにパスを出すのかを推測し、スペースを作っているんです」と動きの質を評価した。
2つ目のプレーはディフェンスリバウンドをレブロンが拾った直後のシーン。レブロンがボールを持つや否や、八村は敵陣に向かってやや斜めに走り出した。これについてオーリー氏は「これも最高です。この走り出す角度を見てください。ジェームズがパスを出しましたが、この試合における最高のパスです」と絶賛。フリーでパスを受けた八村は難なくレイアップシュートを決めた。
3つ目はオフェンスリバウンドの場面。リバウンドこそ奪えなかったものの、手を懸命に伸ばしてボールをティップし、ラッセル・ウェストブルックにつないだ。その後は左に開いて3ポイントシュートを成功。「(ボールを)ティップします。諦めません。弾いてから、『このプレーを生み出したのは自分なんだから、シュートも自分で打つ』という感じです。そうあるべきだと自分は思います。オフェンシブリバウンドを奪ったら、その選手が(最終的に)シュートを打つべき。コーナーからの3ポイントシュートを決めました」とオーリー氏は解説した。
最後はウェストブルックが左サイドからドライブしていったシーン。その際、八村は中央の空いたスペースに走り込んでパスを受け、レイアップシュートを決めた。「これも素晴らしいです。見て。ここにポケット(空間)がありますが、みんなボールの方を見ています。彼は選んでそのポケットに侵入して決めました」と相手の裏をかくプレーが称賛されている。
(THE ANSWER編集部)