レイカーズ八村と日本人対決

　米プロバスケットボール（NBA）は30日（日本時間31日）、バークレーセンターでネッツ―レイカーズ戦が行われた。ネッツ渡邊雄太が第2クォーターに躍動。八村塁との日本人対決が注目される中、完璧なブロックの直後に3ポイントシュートを決めた。米実況席は「あんたが大将！」と絶叫。同僚のスーパースターのカイリー・アービングも狂喜乱舞するスーパープレーで盛り上げている。

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　日本人対決で渡邊が躍動した。第2Q残り9分30秒で、相手のウェストブルックがゴール下のガブリエルに鮮やかなパスを送るが、渡邊が立ちはだかった。左手一本で完璧なブロックに成功した。

「断固拒否！　スワッタナベ！」と地元ニューヨークで中継している「YESネットワーク」の実況は絶叫。ブロックを意味する「SWAT（スワット）」と渡邊の名前を掛けながら絶賛した。

　すると渡邊はその10秒後、今度はゴール下に切り込んだサムナーからパスを受けた。八村が阻もうとする中、鮮やかな3ポイントシュートを沈めた。

　19点差に広げられたレイカーズはたまらずタイムアウト。ベンチのアービングも歓喜していた。満面の笑顔で両手を上げながら殊勲の男を出迎える中、実況は「オー！　ユー・ダ・マン（あんたが大将！）」と再び絶叫。今度は「雄太」と掛けながら、攻守の奮闘を激賞した。

　強豪対決で実現した一連の動画を、ネッツは公式ツイッターで紹介。「YUTA MAN」という名実況を引き合いに出しながら躍動を称えていた。