レイカーズ移籍の八村を巡る発言

　米プロバスケットボール（NBA）でプレーする八村塁は、ウィザーズからレイカーズにトレード移籍を果たした。すでに新天地デビューを果たしている八村に対し、元レイカーズのスーパースター、シャキール・オニール氏が“無礼発言”に出たことをきっかけに、SNS上でレジェンド同士の“舌戦”が発生。米メディアも「シャックがこの24歳のことをこれから学んでいくだろう」と注目。今回をきっかけに“八村通”になると予想している。

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「ルイ・ハチムラを巻き込んだ最近のツイートで、シャックがケビン・デュラントに獰猛なジャブを放つ」との見出しで記事を掲載したのは、米誌「スポーツ・イラストレーテッド」だった。

　記事では「ことレイカーズに関して言えば、殿堂入りのロサンゼルスのレジェンド、シャキール・オニール以上に議論をせずにいられない存在はいない」とし、「シャック」の愛称で知られるご意見番の発言に注目している。

　米テレビ局「TNT」の人気番組で、シャックが「トップ10プレイヤーじゃなければ、オレはそいつのことを知らない。ブレッツだかウィザーズの試合は見ないからな」と発言。ワシントンの旧称ブレッツを持ち出しながら、レイカーズ移籍直前の八村について知らないと語っていたこと発端として紹介している。

　この発言がレジェンド同士の“舌戦”の引き金となった。ネッツの名手ケビン・デュラントがこの出来事を紹介したネットニュースをツイッターで引用し、「シャキールはバスケを知らないのか？」と異論を呈した。

　すると、シャックはデュラントが運営に参加する米メディア「ボードルーム」公式ツイッターへのリプライとして、「オレはバスケを知らないが、どうやって髪の毛を整えるか、薄くなってきた時に剃ることを決断するのか知っている。バスドライバーを常に愛している」と皮肉を炸裂させた。