特別デザインの腕時計とは

　海外サッカー、サウジアラビア1部アル・ナスルに移籍したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの高級アクセサリーが話題となっている。サウジアラビアに到着時に着用していた腕時計に英紙が注目。63万ポンド（約1億円）の特注品だったと紹介すると、海外ファンからは「俺の家より高い」「いや、これはベイブレードだ」と反響を集めている。

　サウジ入国時から規格外だった。首都リヤドへと向かうフライト。黒いTシャツ姿のロナウドは、左手首に緑色の腕時計を付けていた。文字盤に時間を示す数字は無く、時針と分針のみ。一部の歯車が見えるデザインになっている。

　この時計について、驚きの事実を伝えたのは英紙「ザ・サン」。「クリスティアーノ・ロナウドが、338個の超希少な宝石が飾られた特別サウジデザインのジェイコブの63万ポンドの腕時計を贈られた」との見出しで脚光を浴びせた。

　記事によると、自身がアンバサダーを務める米時計ブランド「ジェイコブ」のものだといい、「ロナウドの新たな腕時計は新天地に敬意を示している」と説明。「時計はサウジの国旗と同じ緑色であり、イスラム教を示している」とデザインを紹介した。

　ド派手なグリーンが輝く時計。「338個の超レアな宝石」や「18カラットのホワイトゴール」が使われており、その価値は63万ポンドだという。英スポーツメディア「スポーツ・バイブル」公式インスタグラムが実際の画像を公開。海外ファンからは様々な反応が寄せられている。

「俺の家より高い」
「ハロウィーンのキャンディーみたいだな」
「何時かさえ分からない」
「金で趣味の良さは買えないか」
「美しい時計だね」
「いや、これはベイブレードだ」

　ロナウドは22日に新天地デビュー。素早いフェイントから相手DFに尻もちをつかせてスタジアムを沸かせた。得点こそなかったが、フル出場で1-0の勝利に貢献した。