米ゴルフで悲劇 勝負パットで生まれた「残酷な」結果に米呆然「ピンを残すなんて…」
米男子ゴルフのザ・アメリカンエクスプレスは22日(日本時間23日)、米カリフォルニア州ラキンタのPGAウェスト・スタジアムコース(7187ヤード、パー72)で最終日が行われ、ジョン・ラーム(スペイン)が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算27アンダーで優勝した。1打差2位で大会を終えたデイビス・トンプソン(米国)は17番で首位に並ぶチャンスを得るも“痛恨のミス”。PGAツアーが動画を公開すると、米ファンから「ピンを残すなんて理解できない」と疑問の眼差しが向けられている。
米ツアー、ジ・アメリカンエクスプレス最終日
米男子ゴルフのザ・アメリカンエクスプレスは22日(日本時間23日)、米カリフォルニア州ラキンタのPGAウェスト・スタジアムコース(7187ヤード、パー72)で最終日が行われ、ジョン・ラーム(スペイン)が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算27アンダーで優勝した。1打差2位で大会を終えたデイビス・トンプソン(米国)は17番で首位に並ぶチャンスを得るも“痛恨のミス”。PGAツアーが動画を公開すると、米ファンから「ピンを残すなんて理解できない」と疑問の眼差しが向けられている。
紙一重だった。1打差で首位ラームを追う159ヤードの17番パー3。ワンオンしたトンプソンはピンまで約15メートルからバーディーパットを打った。ラインに乗ったボールはスピードを落とさずにカップへ一直線。バーディー奪取かと思われた次の瞬間、ボールはピンに弾かれてカップの外へ。米実況席も「イエス!」と一瞬カップインを確信するも「オーノー!」と嘆き。トンプソンも手で顔を覆った。
PGAツアー公式ツイッターは、「残酷なゲーム。デイビス・トンプソンは17番で首位に並ぶのにこれほど近づいた」と文面に記して実際の動画を公開。米ファンからは「痛々しい……」「胸が張り裂けそう!」と同情が寄せられたほか、「ピンを残すなんて理解できない」「これだからピンを抜いておくんだよ」「ピンが無ければ入ってた」とパット前の判断への疑問や呆然としたコメントが寄せられている。
トンプソンはこのホールをパーとすると、最終18番でもバーディーを奪えず4バーディー、1ボギーの69とし、通算26アンダーでフィニッシュ。2019年のルール改正で、パッティングの際にピンを抜かなくてもOKとなったものの、トンプソンにとっては悔やまれる1打となってしまった。
(THE ANSWER編集部)