NBA史上最高クラスのダンクに全米衝撃 神様ジョーダンらに匹敵「ダンクの殿堂入りだ」
米プロバスケットボール(NBA)で先週末に飛び出した豪快ダンクが話題になっている。グリズリーズのジャ・モラントが14日(日本時間15日)に行われた敵地ペイサーズ戦で驚異のスラムダンクを炸裂。NBA公式ツイッターが動画を公開すると大きな反響が広がった。米記者は「試合中での史上最高のダンク」の候補にまで挙げ、「間違いなくダンクの殿堂入りだ」と興奮している。
ジャ・モラントのダンクが話題
米プロバスケットボール(NBA)で先週末に飛び出した豪快ダンクが話題になっている。グリズリーズのジャ・モラントが14日(日本時間15日)に行われた敵地ペイサーズ戦で驚異のスラムダンクを炸裂。NBA公式ツイッターが動画を公開すると大きな反響が広がった。米記者は「試合中での史上最高のダンク」の候補にまで挙げ、「間違いなくダンクの殿堂入りだ」と興奮している。
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ド派手に決めた。85-67でリードした第3クォーター。ドリブルしながらゴール下へ侵入したモラントは、目の前のディフェンスには目もくれずにジャンプした。ボールを持った右腕を後ろへ大きく反ると、そのまま相手の上からぶち込むように、リングへ叩き込んだ。豪快なダンクに米実況席は「OHHHHHHH!」と大興奮。敵地ながら会場を沸かせた。実際の動画をNBA公式ツイッターが公開すると、再生回数は380万回を突破し、全米に衝撃が走った。
米スポーツ専門局「NBCスポーツ」も「NBAの試合中での史上最高のダンク:ジャ・モラントの常軌を逸したスラムダンクをレブロン・ジェームズ、マイケル・ジョーダンらと比べる」との見出しで注目を浴びせた。著者のコリン・ウォード・ヘニンガー記者は、モラントが今回決めたダンクについて「言葉が出なかった」と脱帽した。
さらに、記事では「ダンク・オブ・ザ・イヤー? 試合中での史上最高のダンクはどう?」と問いかけた。毎年オールスターウィークに開催される恒例イベント「ダンク・コンテスト」やNBA以外の試合、さらに試合中でも速攻などで敵のいない状況で決めたものを除けば、モラントのダンクはNBA史上最高クラスの一発だったと評価した。
ウォード・ヘニンガー記者は、過去に生まれた「試合中での史上最高のダンク」候補に、1984年のドミニク・ウィルキンス(ホークス)、1991年のマイケル・ジョーダン(ブルズ)、2012年のレブロン・ジェームズ(ヒート)ら17本を順不同で選出。その上で「あなたがモラントをどこにランクインさせようと、彼は間違いなく試合中での史上最高のダンクの殿堂入りしている」と絶賛していた。
2020年新人王の23歳モラントは、身長188センチとNBAのポイントガードでも決して大柄ではないが、驚異の身体能力でこれまでも多くセンセーショナルなプレーを披露。また新たに生まれた衝撃のダンクでNBAの話題をさらっている。
(THE ANSWER編集部)