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西岡、世界3位に惜敗も海外メディア称賛「とてつもないパフォーマンス」

男子テニスのBNPパリバ・オープン(米カリフォルニア州インディアンウェルズ)4回戦で15日(日本時間16日)、世界ランキング70位の西岡良仁(ミキハウス)が同3位で第3シードのスタン・ワウリンカ(スイス)に6-3、3-6、6-7と逆転負けを喫した。自身初のマスターズ8強入りはならなかったが、グランドスラム優勝3回を誇る実力者を追い詰めた戦いぶりは「とてつもないパフォーマンス」と高く評価されている。

世界3位ワウリンカに逆転負け、自身初マスターズ8強ならず

 男子テニスのBNPパリバ・オープン(米カリフォルニア州インディアンウェルズ)4回戦で15日(日本時間16日)、世界ランキング70位の西岡良仁(ミキハウス)が同3位で第3シードのスタン・ワウリンカ(スイス)に6-3、3-6、6-7と逆転負けを喫した。自身初のマスターズ8強入りはならなかったが、グランドスラム優勝3回を誇る実力者を追い詰めた戦いぶりは「とてつもないパフォーマンス」と高く評価されている。

 西岡は昨年の全米オープン覇者に対して第1セットで3つのブレークを奪い、6-3と先取。第2セットは3-6で落としたが、迎えた第3セットもタイブレークの死闘を演じた。

 ATP公式サイトは惜しくも8強を逃した戦いぶりについて「スタン・ワウリンカは21歳のヨシヒト・ニシオカの猛烈な奮闘を乗り越えた」、「ニシオカはほとんど全ての打球に追いついた。そして、強打で知られる右利きの男をループ気味の左のフォアハンドでイライラさせた」とレポートした。

 一方、フランス地元紙「レキップ」電子版は「スタン・ワウリンカがニシオカの罠をかいくぐる」との見出しで特集。「イボ・カルロビッチ、トマーシュ・ベルディハを撃破した後、ヨシヒト・ニシオカは水曜日、インディアンウェルズのノックアウトラウンドでまたしてもとてつもないパフォーマンスを見せた」とレポートし、ワウリンカを追い詰めた内容を称賛した。

 西岡は今大会の予選決勝で敗退したが、欠場者が出たために本戦に出場。初戦で同158位のエリアス・イメル(スウェーデン)を破ると、2回戦で同21位のカルロビッチ(クロアチア)にも勝利。3回戦でも世界14位のベルディハ(チェコ)逆転で破り、金星を挙げていた。

【了】

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images


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