ビクター・ウェンバンヤマに早くも熱視線

　米プロバスケットボール（NBA）のドラフト候補として注目される19歳ビクター・ウェンバンヤマ（メトロポリタン92）。9日（日本時間10日）のフランス男子トップリーグ「LNBプロA」の本拠地アスベル戦で、220センチの長身を活かしたプットバックダンクでチームを84-83の勝利に導いた。NBA公式ツイッターが動画を公開すると、「ロケッツには彼が必要だ」「この名を覚えておけ」などと期待する米ファンのコメントが書き込まれている。

　決着をつけるダンクを豪快に叩き込んだ。試合終了間際、1点ビハインドの場面でリバウンドに反応したウェンバンヤマ。空中でボールを掴むと、そのままリングを掴むようにしてダンクを決めた。この試合は15ポイント、9リバウンド、5ブロックだったものの、残り3.5秒で決めたシュートが決勝点になり、ウェンバンヤマは雄叫びをあげた。

　19歳のウェンバンヤマについては、レイカーズのスーパースターであるレブロン・ジェームズが10月に「彼ほど背が高いのにあれほどしなやかで優雅な人は誰も見たことがない。彼は間違いなく世代を代表する才能だ」と発言したことが米メディアに伝えられるなど、大きな期待を寄せられている。このダンクシュートの映像をNBA公式ツイッターが公開し、「このビクター・ウェンバンヤマの試合を決めるプットバック・ダンク」と紹介した。

　米ファンからは「彼はNBAでプレーできる」「ロケッツには彼が必要だ。彼がチームを救ってくれる」「すぐにスパーズの一員になる」「リーグに入る前から次のスーパースターをマーケティングしているNBAは素晴らしい」「ヤニス（アデトクンポ）とウェンバンヤマの対決は凄いことになるぞ」「モンスター」「なんてこった」「この名を覚えておけ」「ウエートトレーニングを積めば、止められなくなるぞ」「NBAの未来」「この子はNBAでスターになる」「未来のサンズの一員」などと多数の反響が集まっていた。