金満ドジャースが大人しい理由は「大谷翔平」 今オフ消極的補強の背景をNY紙が推察
米大リーグで今季終了後にフリーエージェント(FA)となり、去就が注目されるエンゼルス・大谷翔平投手。ニューヨーク紙はドジャースが今オフ、補強に消極的だったことについて「さらに光り輝くモノを手に入れるために貯金している」と大谷獲得の資金捻出が理由にあると推察した。
ドジャースが目立った補強をしなかったワケをNYポストが推測
米大リーグで今季終了後にフリーエージェント(FA)となり、去就が注目されるエンゼルス・大谷翔平投手。ニューヨーク紙はドジャースが今オフ、補強に消極的だったことについて「さらに光り輝くモノを手に入れるために貯金している」と大谷獲得の資金捻出が理由にあると推察した。
ドジャースはトレイ・ターナー内野手、ジャスティン・ターナー内野手、タイラー・アンダーソン投手、コディ・ベリンジャー外野手の主力選手を放出。その一方で目立った補強は5年前の打点王、J.D.マルティネス内野手と昨季10勝のノア・シンダーガード投手を1年契約で加えたのみだ。
金満球団らしからぬ動きに米紙「ニューヨーク・ポスト」が注目。その背景を推測する中で、「もう一つの説は、さらに光り輝くモノを手に入れるために貯金しているというものだ。それは二刀流のスーパースター、ショウヘイ・オオタニのことだ」と大谷獲得資金の捻出が理由にあると指摘し、「100年に1人の二刀流スーパースターの争奪戦は激しくなるだろう」と付け加えた。
同紙では大谷が日本ハムからメジャーに挑戦した際、最終候補にドジャースを含む7球団のチームがいたことを明かし、「うち6球団はミシシッピ州より西にある球団で、西海岸のチームはプラスになる」とドジャースを後押しした。
さらに「ロサンゼルス中心地から45マイル(約72キロ)ほどの(近い)距離にあるオレンジカウンティで(勝てない)イライラを感じているので、(ドジャースが)長年の勝者であることはセールスポイントになり得る」と常勝球団の優位性をクローズアップした。
(THE ANSWER編集部)