[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

米ゴルフ、マナーの悪い客に名手が“神対応” 米称賛「だから愛される」「爆笑した」

米男子ゴルフの2023年初戦「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」は5日、米ハワイ州のカパルア・リゾート プランテーションC(7596ヤード、パー73)で初日が行われた。ジョーダン・スピース(米国)は7バーディー、1ボギーの67で回り、首位と3打差の6アンダーで11位だった。12番ではマナーの悪い客に“神対応”。米ファンから「ナイスガイだ」「みんなに愛されている」と反響が寄せられている。

ジョーダン・スピース【写真:ロイター】
ジョーダン・スピース【写真:ロイター】

セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ

 米男子ゴルフの2023年初戦「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」は5日、米ハワイ州のカパルア・リゾート プランテーションC(7596ヤード、パー73)で初日が行われた。ジョーダン・スピース(米国)は7バーディー、1ボギーの67で回り、首位と3打差の6アンダーで11位だった。12番ではマナーの悪い客に“神対応”。米ファンから「ナイスガイだ」「みんなに愛されている」と反響が寄せられている。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)

 大人の対応だった。432ヤードの12番パー4。スピースはパーパットを沈め、ボールを拾い上げるとグリーン脇で観戦していた客のもとへ歩み寄った。何やら言葉を交わしてお互いに笑顔を見せると、2人とグータッチをしてその場を後にした。

 米専門誌「ゴルフウィーク」は「ジョーダン・スピースがパットでギャンブルするファンを見つける『自分でも同じことをする』」との見出しでこの場面に注目。このファン2人はスピースのパットが入るか賭けを行っていたようで、歩み寄ったスピースが「賭けは構わない。自分も同じことをするだろうからね。ただ君らがグリーン脇で賭けているのが聞こえたんだよ。大丈夫だよ」と話していたことを紹介した。

 パット中は音を立てないのがゴルフ観戦のマナー。スピースは非礼な客にも、ジョークを交えつつ紳士な対応を見せていた。米スポーツ専門局「CBSスポーツ」のゴルフ番カイル・ポーター記者は、自身のツイッターで実際の動画を公開。文面で「ジョーダン・スピースが2人の男性にパット中は声を落とすように聞いていた」と記した。

 目の当たりにした米ファンからは「素晴らしい」「とても良い対応だ」「これだからジョーダンはみんなに愛されているんだ」「信じられない」「爆笑した」「アメージングだね」「ナイスガイだ」「レジェンドだ」と称賛の声が寄せられていた。

 29歳のスピースはマスターズ、全米オープン、全英オープンの海外メジャー3大会で優勝経験を持つ名手。この日は前半4バーディーの好スタートを切った。後半13番でボギーを叩いたものの、その後は14番、15番、18番でバーディーをマークした。

(THE ANSWER編集部)

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集