初V目指す西武Jr.は27日初戦 主将・遠山勇芯「一戦必勝で」星野智樹監督「守り勝つチーム」
12月27日開幕の「NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP 2022」で、悲願の初優勝を目指す埼玉西武ライオンズジュニアは中日ドラゴンズジュニアとの初戦(27日、明治神宮野球場)を迎える。今月11日に行われた千葉ロッテマリーンズジュニアとの練習試合を終え、星野智樹監督は「チームを結成して初めての練習試合はマリーンズさんと対戦して0-7の完封負けでしたが、今は1点差の試合ができるところまで成長してきています」と選手たちの成長を語った。
「NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP 2022」27日開幕
12月27日開幕の「NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP 2022」で、悲願の初優勝を目指す埼玉西武ライオンズジュニアは中日ドラゴンズジュニアとの初戦(27日、明治神宮野球場)を迎える。今月11日に行われた千葉ロッテマリーンズジュニアとの練習試合を終え、星野智樹監督は「チームを結成して初めての練習試合はマリーンズさんと対戦して0-7の完封負けでしたが、今は1点差の試合ができるところまで成長してきています」と選手たちの成長を語った。
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今年は、秋季キャンプで西武の若林楽人などに走塁指導を行ったスプリントコーチの秋本真吾氏による走り方の指導をジュニアの選手たちも受け、9月からの約3か月で20メートル走のタイムが0.3秒以上縮まった選手も。鬼崎裕司コーチは、「とても勉強になる内容で、一部の選手は着々とタイムが上がってきています。教わったことを意識して取り組んでいる証拠だと思います」と効果を実感した。
星野監督から「そこにいるだけで安心感が生まれる」と絶大な信頼を寄せられるキャプテンの遠山勇芯選手は「プロの選手も使っている施設で練習や試合ができて最高です!走り方の指導などを受けたほか、いろいろな練習もやりましたし、監督やコーチからは、一球一球を大切にするということを教わっています。技術的なことだけではなくて人としても成長できた4か月でした。全員野球、一戦必勝で初優勝します!」と大会へ向けての決意を語った。
星野監督は「このチームは全員で守り勝つチーム。本番も1点差を争う試合になると思うので、1球1球悔いのないようにプレーしてほしいです。こどもたちとここまで優勝という目標に向かって一緒に取り組んできたのでそこは目指したい。こどもたちが自分たちの力を発揮できればおのずと結果はついてくると思います。大会本番へ向けてチームを仕上げていきたいです」と意気込みを語った。
11日の練習試合後には、ライオンズジュニア出身で、2022年ドラフト1位の蛭間拓哉がジュニアたちへ球団を通じて激励のメッセージ動画を送った。蛭間は、「ライオンズのユニホームを着られることのありがたみを感じて、少ない時間だと思いますが、仲間とたくさん意見交換をしながら、優勝を目指してがんばってください!」とエールをよせ、選手たちは大会へ向けての士気を高めた。
(THE ANSWER編集部)