ネッツがラプターズに劇的勝利

　米プロバスケットボール（NBA）・ネッツの渡邊雄太は16日（日本時間17日）、敵地ラプターズ戦に21分間出場し119-116の勝利に貢献した。試合残り14秒で一時逆転となる3ポイントシュートを成功。NBAが動画を公開すると、日本人ファンを「泣くわこんなん」「鳥肌もの」と感激させている。

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　勝負強さを発揮した。113-114と追いかける第4クォーター残り17秒。ゴール下へドライブして相手ディフェンダーを引きつけたカイリー・アービングから、左コーナーで待っていた渡邊へパスが渡った。迷わず放たれた3ポイントシュートがリングを通過。残り14秒で見事に逆転してみせた。渡邊は歓喜の咆哮。チームメイトと胸を突き合わせて喜びを分かち合った。

　NBA公式ツイッターは「ユウタ・ワタナベがネッツに2点のリード与える。第4Q残り14秒」と記して実際の動画を公開。米国の実況席も絶叫とともに「ミスタークラッチ！」と勝負強さを称えていた。

　日本人ファンも目頭が熱くなっていた様子。ツイッター上には「泣くわこんなん」「なにこれヤバすぎ泣けてくる」「胸が熱くなる」「ここでパスくれる信頼感よ…すごいわ」「言葉になりません！」「あかんでしょやばすぎるでしょ」「鳥肌もんでしょ」「もうヒーローですやん」と感動のコメントが書き込まれた。

　渡邊は17得点、3リバウンド、1アシストをマークし、古巣相手に躍動。ネッツはその後追いつかれるも、アービングがブザービーターを決めて劇的に5連勝を飾った。