6日は準々決勝2試合、ブラジルがベルギーと激突

　サッカーのワールドカップ（W杯）ロシア大会は6日、準々決勝2試合が行われる。決勝トーナメント1回戦で日本に逆転勝ちしたベルギーは、ブラジルとの大一番を迎える。

【完全版】いよいよ準々決勝がスタート　日本破ったベルギーとブラジルの開始時間は…＜W杯ロシア大会決勝トーナメント全日程一覧＞

　0-2からの逆転勝ち。日本の8強入りの夢を阻んだ“赤い悪魔”はカナリア軍団との優勝候補対決。ベルギーは死闘を制し、チームとしての結束力も一回り成長したか。ロメル・ルカク、エデン・アザール、ケビン・デブライネらを擁するタレント力は王国を上回るものがある。日本戦でさえを見せたロベルト・マルティネス監督の手腕にも期待したい。

　一方のブラジルは1次リーグ、決勝T1回戦と着実に状態を上げてきている。16強では堅守のメキシコを2-0で粉砕。攻守に穴がない。過剰な演技が批判を浴びているネイマールはここまで2ゴールとけん引。徹底したマークをかいくぐって決定的な仕事ができるか。

　フランスとウルグアイの一戦も激戦は必至。フランスは19歳の超新星、FWキリアン・エムバペが今大会の活躍で一気に超ワールドクラスの存在として認知されそうだ。南米の雄を相手に圧巻のスピードを発揮するシーンを見てみたい。

　ウルグアイは2枚看板の一方、FWエディンソン・カバーニの怪我の状態が不明。欠場となればFWルイス・スアレスへかかる期待は大きなものとなる。4試合で1失点の堅守でフランス攻撃陣を抑え込みたい。