ネイマールの被ファウル「23」で出場全選手中トップ

　サッカーワールドカップ（W杯）ロシア大会の決勝トーナメント、準々決勝でブラジルは、日本を破ったベルギーと6日（日本時間7日）に対戦する。ブラジルのエースFWネイマールはここまで2ゴールとチームをけん引しているが、称賛よりもファウルを受けた後の過剰な痛がり方に批判が集まっている。一方でここまで受けたファウルの数「23」は全選手中トップ。それだけ激しいマークが集まっているのは数字的にも明白だ。

　派手な転倒。そして過剰な痛がり方が目立つネイマールだが、英データサイト「WhoScored.com」によると、ネイマールの被ファウル数「23」はW杯出場全選手の中でトップ。2位がスペインMFイスコの「19」。アルゼンチンFWリオネル・メッシが「16」。ベルギーFWエデン・アザール、ポルトガルFWクリスティアーノ・ロナウド、メキシコFWイルビング・ロサノの3選手が「14」で並んでいる。

　エース級の選手はやはりファウルを受ける回数も多いが、ネイマールの被ファウル数は突出している。1次リーグ初戦のスイス戦では史上2番目の被ファウル「10」を記録し、ソックスには大きな穴が開いてしまった。

　批判を集めがちなネイマールだが、被ファウルの多さという観点では、最も激しいマークを受けているのは確かだ。