56cmも動いた158km剛速球が「CG映像のよう」 メジャーの年間最高ツーシームに米驚愕
米大リーグはシーズンが終了し、ストーブリーグが徐々に熱を帯び始めている。米投球分析家は独自に「年間最高フロントドア・ツーシーム」を選出。タイガースの右腕アレックス・ラング投手が6月に投じた一球に脚光を浴びせた。動画を公開すると、米ファンから「狂った軌道」「CG映像のよう」と驚きの声が集まっている。
「ピッチングニンジャ」がタイガース・ラングの投じた一球を独自選出
米大リーグはシーズンが終了し、ストーブリーグが徐々に熱を帯び始めている。米投球分析家は独自に「年間最高フロントドア・ツーシーム」を選出。タイガースの右腕アレックス・ラング投手が6月に投じた一球に脚光を浴びせた。動画を公開すると、米ファンから「狂った軌道」「CG映像のよう」と驚きの声が集まっている。
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異次元の軌道だ。6月5日(日本時間6日)の敵地ヤンキース戦6回から登板したラング。左打者アンソニー・リゾ内野手と対峙した場面だった。打者の体に向かっていく内角のボールゾーンに投じられたと思われた球は、リゾの手元で急激に変化。フロントドアの軌道でコースに決まり、打者も反応することができなかった。
球速は98マイル(約157.8キロ)。「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米国の投球分析家ロブ・フリードマン氏は、自身のツイッターに動画を公開。この一球を「年間最高フロントドア・ツーシーム」と称して脚光を浴びせた。文面にはこの球が横に22インチ(約55.9センチ)も変化したことも伝えている。
米ファンもこの一球に反応。「狂った軌道」「野球をTVで見るべき理由」「CG映像のよう」「野球界で最も満足いく一球」「現実のものとは思えない」「おかしい」「なんてこった」といった反響が寄せられた。
ラングは2年目の27歳。今季は71試合に登板し、21ホールドを挙げるなど中継ぎとして飛躍した1年を送った。
(THE ANSWER編集部)