凱旋門賞馬アルピニスタ、ジャパンカップ参戦と海外報道 陣営自信「硬い馬場合っている」
10月にフランス・ロンシャン競馬場で行われた海外競馬のG1レース、凱旋門賞で優勝したアルピニスタ(牝5、父フランケル)が11月27日に東京競馬場で行われるジャパンカップ(JC)に参戦する予定だと海外競馬メディア「アジアン・レーシング・リポート」が報じた。陣営は長距離輸送への不安を抱えながらも、好勝負を確信。その根拠を示した。
11月27日に行われるG1ジャパンカップ
10月にフランス・ロンシャン競馬場で行われた海外競馬のG1レース、凱旋門賞で優勝したアルピニスタ(牝5、父フランケル)が11月27日に東京競馬場で行われるジャパンカップ(JC)に参戦する予定だと海外競馬メディア「アジアン・レーシング・リポート」が報じた。陣営は長距離輸送への不安を抱えながらも、好勝負を確信。その根拠を示した。
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日本から天皇賞・春などG1を3勝したタイトルホルダーなど4頭が出走した今年の凱旋門賞。レース前から降り出した雨の影響などもあって従来のパフォーマンスが出せずに敗れたが、その悪条件をものともせずに突き抜けたのがアルピニスタだった。世界最高峰G1レースの一つを勝ったことで次走を含めた去就に注目が集まっていた。
アジア専門の海外競馬ウェブメディア「アジアン・レーシング・リポート」は「輸送の懸念がありながらも、プレスコットとアルピニスタがジャパンカップに参戦」との見出しで記事を掲載。「凱旋門賞馬は東京への1日以上の空路移動に直面するが、牝馬のコンディションを維持と、JRAが挑戦する価値のあるものにしていることで、関係者は挑戦について喜んでいる」と報じた。
一番の懸念材料は日本までの長距離輸送だが、同メディアはマーク・プレスコット師のコメントも紹介。「彼女はフランスから調子が良い。しかし東京への旅は大きな要因だ。もちろん、レースは難しいが、輸送が上手くいかなければ勝ち目はない。彼女は17日に出発し、複雑な行程により、ドア・ツー・ドアで28時間かかる。簡単じゃないね。彼女は日本へ発つまえにフランクフルトへ行かなければいけない。19日に到着するだろう」と日程も明かしている。
ロンシャン競馬場の重い芝での勝利だけに東京競馬場の馬場が合うかという点についても、プレスコット師は「凱旋門賞の前までは硬い馬場が合っていると思っていた」とした上で「彼女の最高のパフォーマンスは、非常に速かった夏のサンクルーでのもの。それとソールズベリー。彼女にとって初めて勝ったリステッド競走で、信じられないほど速く、彼女は大好きそうだった」と適性を強調している。
(THE ANSWER編集部)