ワールドシリーズで謎プレー 本塁打王が8回無走者スリーバントで米困惑「諦めた?」
米大リーグのワールドシリーズ第6戦は5日(日本時間6日)、フィリーズが敵地アストロズ戦に1-4で敗れ、2勝4敗で世界一の座を逃した。8回には今季46号を誇る本塁打王がスリーバント失敗。まさかの采配の動画を米メディアが公開した。米記者らは「なんてことを…」「諦めた?」と困惑した。
主砲シュワーバーが3点を追う8回にスリーバント失敗
米大リーグのワールドシリーズ第6戦は5日(日本時間6日)、フィリーズが敵地アストロズ戦に1-4で敗れ、2勝4敗で世界一の座を逃した。8回には今季46号を誇る本塁打王がスリーバント失敗。まさかの采配の動画を米メディアが公開した。米記者らは「なんてことを…」「諦めた?」と困惑した。
ワンプレーが困惑を生んだ。1-4の8回2死走者なし。シュワーバーが1ボール2ストライクからバントの構えを取った。シフトの逆をつきたかったのか。高め直球をファウルにしてしまった。無表情でベンチへ戻る今季本塁打王。アストロズファンは大歓声だ。
この日も6回に右越え先制ソロを放っていた強打者シュワーバーの奇襲。謎のプレーの動画を米メディアが公開した。ツイッター上では米記者たちが反応。米テキサス州地元紙「サン・アントニオ・エクスプレス・ニュース」のデービッド・イノホサ記者は、試合後に「シュワーバーがバント。なんてことしてくれるんだよ」と落胆した様子で伝えた。
ロッキーズなどで活躍した元投手のマーヴィン・フリーマン氏は、試合後に「私がペドロ(・マルティネス)と対戦した時は同じようなことをした。彼から打つのはノーチャンスだったから。でも、シュワーバーは何しているんだ?」と打てない状況ではなかったことを指摘した。
試合中にも、米紙「ワシントンポスト」のトム・ジャックマン記者が「何が起きたんだ?」と困惑。米メディア「ポリティコ」のアンドリュー・デジデリオ記者も「シュワーバーは諦めたのか? なぜ2死走者なし、2ストライクからバントをする必要があるのか?」と投げかけた。
このままフィリーズは敗戦。主砲の1打席が話題を集めたようだ。
(THE ANSWER編集部)