アルゼンチンが後半41分の決勝ゴール、勝ち点4で逆転進出

　サッカーのワールドカップ（W杯）ロシア大会は26日、1次リーグ4試合が行われ、D組は最下位アルゼンチンがナイジェリアを2-1で下し、逆転突破を決めた。

【完全版】アルゼンチンが奇跡の突破！　混戦C組の最終結果は…　＜W杯1次リーグ各組の順位表＞

　奇跡的な展開で決勝トーナメントの扉をこじ開けた。前半14分、今大会不発だったエースFWリオネル・メッシがついに初ゴール。後半6分に一度は追いつかれ、勝ち点3が必要なチームはこのままでは敗退が決まるところだったが、同41位分にDFマルコス・ロホが勝ち越しゴール。これが決勝ゴールとなり、土壇場で勝ち切った。1勝1敗1分けの勝ち点4の2位で逆転突破を決めた。

　連勝ですでに突破を決めていたクロアチアはアイスランドを2-1で下し、3連勝の勝ち点9。首位で決勝トーナメントに進出する。

　混戦となっていたC組はフランス―デンマークが今大会初の無得点試合でドローに終わったが、フランスが勝ち点7で首位、デンマークが同5の2位で突破を決めた。ペルー、オーストラリアは敗退となった。