25日は1次リーグ4試合が行われ、スペイン＆ポルトガルの突破が決定

　サッカーのワールドカップ（W杯）ロシア大会は25日、1次リーグ4試合が行われ、B組ではポルトガル、スペインがそれぞれドローで決勝トーナメント進出を決めた。

【完全版】薄氷のスペインが首位通過、ポルトガルも…、A組はウルグアイが首位、ロシアが2位…＜W杯1次リーグ各組の順位表＞

　引き分け以上で進出のスペインだったが、敗退の決まっているモロッコに大苦戦。先制点を許したが、前半19分にMFイスコのゴールで振り出しに戻す。しかし後半36分に勝ち越しを許してしまう。それでも底力を発揮したスペインは後半アディショナルタイムにFWイアゴ・アスパスがゴールを揺らした。一度はオフサイドの判定だったが、VAR（ビデオ・アシスタント・レフェリー）の確認の末に、ゴールが認められ、土壇場でドローに持ち込んだ。

　同組のポルトガルはイランと対戦。前半45分にFWリカルド・クアレスマのゴールで先制に成功。後半7分のPKはFWクリスティアーノ・ロナウドが外してしまい、後半アディショナルタイムに追いつかれるが、何とか1-1で引き分け、グループリーグ突破を決めた。B組は総得点でスペインが1位、ポルトガルが2位。

　A組の全勝対決はウルグアイが開催国ロシアを3-0で破り1位通過でロシアが2位。これにより決勝トーナメント1回戦でロシアはスペインと、ウルグアイとポルトガルの対戦が決定した。敗退が決まっているサウジアラビアは2-1でエジプトを破り、今大会初勝利を挙げた。