退場の名手が「審判はミスを犯した」と断罪 焦らしたスターの“作戦勝ち”が米話題
米プロバスケットボール(NBA)は24日(日本時間25日)、ネッツが敵地でグリズリーズと対戦。この試合でベン・シモンズ(ネッツ)が受けたファウルに注目が集まっている。米メディアが動画を公開すると、「酷い判定」「ばかばかしい」と疑問の声も寄せられている。
シモンズの退場劇に米ファンも注目
米プロバスケットボール(NBA)は24日(日本時間25日)、ネッツが敵地でグリズリーズと対戦。この試合でベン・シモンズ(ネッツ)が受けたファウルに注目が集まっている。米メディアが動画を公開すると、「酷い判定」「ばかばかしい」と疑問の声も寄せられている。
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第4クオーター残り4分20秒で、敵陣ペイントエリアで転がったボールを拾おうとしたのはスター選手のジャ・モラント(グリズリーズ)。両軍選手が逆サイドに上がったが、モラントは拾わず、転がるボールと共にゆっくりと歩いた。その間実に15秒以上。センターライン付近までボールが転がるとシモンズと対峙し、拾う素振りも見せながらなかなかボールを手にしなかった。
ようやくボールを拾い上げたが、今度はそこから一歩も動かないモラント。焦らされたシモンズが奪取しようと接触すると、審判の笛が鳴った。シモンズにとって6回目のファウルで退場。モラントの作戦勝ちとなった。
米スポーツメディア「ブリーチャー・レポート」は実際の映像を公開。文面に「ベン・シモンズがこのプレーでファウルに。あなたはこの判定に同意できる?」と投げかけた。すると米ファンからは「酷い判定」「ファウルじゃない」「ばかばかしい」「バッド・コール」「このリーグはおかしい」「ノー」と否定的な声も数多く集まっていた。
ネッツの地元局「スポーツネット・ニューヨーク」は試合後のシモンズのコメントを紹介。2018年新人王、2020年のスティール王など数々の栄誉を手にしている名手は「今夜はいくつかのうんざりする判定があった」「審判はミスを犯していた」と納得いっていない様子だ。試合終盤にシモンズを失ったネッツは124-134で敗れた。
(THE ANSWER編集部)