リオOP初戦で錦織と対戦の地元選手、“番狂わせ”に意欲「サプライズ起こす」
2015年の全仏OPでは敗戦も…「あのときは準備不足」
ベルッシと錦織は2015年の全仏オープンで1度だけ対戦したことがあり、この時は錦織がストレート勝ちで下している。「あのときは準備不足のまま大会に臨んだ。今回は昨年末からリオで1か月半ほど調整を積んできた」と、今大会にしっかりと標準を合わせてきた自負を覗かせているという。
ベルッシは「錦織は最も運動能力の高いプレーヤーだ。バックハンドがとても手強い」と警戒。「自由に打たせたくないのでいろいろなショットを見せていかないと。彼はライン際でプレーするのが得意だから、できるだけ後ろに下がらせたい」と策を練っている。1回戦で第1シードを撃破するとなれば、地元ファンが詰めかける会場がお祭り騒ぎになることは間違いないが、果たして。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer