女子卓球の新星・長崎美柚が最後の「幸せ」報告 労いの声続出「ファンになりました」
9日まで中国・成都で行われた世界卓球団体戦は男女ともに地元・中国の優勝で幕を閉じた。日本女子の銀メダル獲得に大きく貢献した長崎美柚(木下グループ)は大会を終え、最後の「幸せ」を自身のツイッターに投稿。今後に向けて「より良い色のメダル」獲得を誓い、ファンからは「新しい風が入った」などと反響が寄せられている。
世界卓球団体戦で銀メダル獲得に貢献
9日まで中国・成都で行われた世界卓球団体戦は男女ともに地元・中国の優勝で幕を閉じた。日本女子の銀メダル獲得に大きく貢献した長崎美柚(木下グループ)は大会を終え、最後の「幸せ」を自身のツイッターに投稿。今後に向けて「より良い色のメダル」獲得を誓い、ファンからは「新しい風が入った」などと反響が寄せられている。
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長崎は世界ランクで日本の4番手という立ち位置ながら、本番が始まると6試合に出場。安定感があるサーブレシーブと思い切りのいいフォア攻撃で5勝1敗の活躍を見せた。決勝は世界ランク1位の孫頴莎に敗れたものの、石川佳純、平野美宇らとの代表権争いを勝ち抜き、今大会で存在感を見せた。
強さとともに話題となったのが、試合後のインタビューで口にしてきた「幸せ」という言葉。大会が進むにつれて決まり文句として定着していった。そんな長崎は大会を終えて自身のツイッターを更新。「世界選手権 連日応援ありがとうございました! 世界選手権という特別な舞台で試合ができたこと、この5人で戦えたこと、幸せでした サポートしてくださった多くの方々に感謝します。ありがとうございました」と応援への感謝をつづった。
最後には「実力を付けてまたこの舞台でより良い色のメダルを獲れるように頑張ります」と今後への意気込みも示し、3枚の写真を公開。伊藤美誠、早田ひな、佐藤瞳、木原美悠(みゆう)と一緒に銀メダルを手にして喜ぶ写真などを公開した。
2019年には9月のアジアジュニアで優勝を飾り、中国人選手の連覇を21でストップ。11月には世界ジュニアで日本女子初制覇を果たした。12月、木原とペアを組んだITTFワールドツアーグランドファイナル準決勝で世界卓球女王の中国ペアから大金星。そのまま大会を制し、年間女王に輝くと、「Wみゆう」として一躍脚光を浴びた。卓球ファンからは早くから大きな期待を集める存在だったが、今回は世界大会での活躍でさらに名前が知れ渡った。
今回の投稿にファンからは「銀メダルおめでとう」「感動をありがとう」といった祝福と労いの声以外にも「笑顔がとっても素敵」「まさに新星」「めっちゃ可愛くてファンになった」「新しい風が卓球界に入った」「長崎時代の幕開け」など長崎に魅せられた声が続出。「パンダ娘」「良い写真」と頭に小さなパンダをつけて現れた表彰式の姿にも注目が集まっていた。
(THE ANSWER編集部)