今年中の四大大会制覇を目指す錦織圭 「BIG4」に「近づいてきている」
マレーやジョコビッチのレベルにも「ついていける」
2014年に決勝に進出した全米オープンと、今年は悔しい敗退となった全豪オープンが行われるハードコート、そして、全仏オープンが行われるクレーコートでの戦いに自信を深めており、グランドスラム初優勝の可能性はこの3大会にありと語っている。
それだけに、レジェンド同士の激突となった全豪オープンの決勝戦は深い印象を刻んだようだ。錦織は「全豪オープンのラファとロジャーは名勝負だったと思います。2人とも最高のテニスをしていました。特にロジャーですが、最後の2、3試合は究極的に素晴らしい試合をしていました」と、復権ぶりを示したフェデラーとナダルに敬意を表する一方、「僕もトップ4の選手に近づいてきていると思う。ノバクとアンディがツアーをいまだに支配しているけれど、自分も彼らのレベルについていけると願っています」とも話した。
世界ランク5位の錦織は「BIG4」と呼ばれる世界ランキング1位アンディ・マレー(英国)、同2位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、フェデラー、ナダルの高みに着実に近づいている手応えを感じているようだ。全仏オープンと全米オープンで悲願のメジャータイトルを手にし、今季こそBIG4の牙城を崩すことができるだろうか。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer