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卓球ニッポンに完敗の韓国、対照的な不振ぶりに中国メディア指摘「相手にならない」【世界卓球】

世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)が5日、中国・成都で行われ、女子決勝トーナメント(T)1回戦に臨んだ世界ランク2位の日本は、同4位の強豪・韓国に3-0で勝利。8強進出を決めた。日本の充実ぶりの一方で、目立ったのは数々の舞台で日本とメダル争いを繰り広げてきた韓国の不振。いくつかの要因を示した卓球王国・中国の現地メディアは「まったく日本の相手にはならなかった」と報じている。

世界卓球、エース格の田志希は日本戦を欠場していた【写真:Getty Images】
世界卓球、エース格の田志希は日本戦を欠場していた【写真:Getty Images】

世界卓球、日本女子が韓国にストレート勝ち

 世界卓球団体戦(テレビ東京系&BSテレ東で連日放送)が5日、中国・成都で行われ、女子決勝トーナメント(T)1回戦に臨んだ世界ランク2位の日本は、同4位の強豪・韓国に3-0で勝利。8強進出を決めた。日本の充実ぶりの一方で、目立ったのは数々の舞台で日本とメダル争いを繰り広げてきた韓国の不振。いくつかの要因を示した卓球王国・中国の現地メディアは「まったく日本の相手にはならなかった」と報じている。

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 どんな競技、どんな局面でも盛り上がりを見せる日韓戦。卓球でも打倒中国の一、二番手としてしのぎを削り、国際大会の大詰めでも激しい戦いを繰り広げてきた。しかし、今回の世界卓球団体戦ではグループリーグ(GL)4戦すべてストレート勝ちの日本に対し、韓国は初戦のルクセンブルク戦で1-3と黒星。59歳の倪夏蓮(ニー・シャーリエン)に2勝を許し、世界ランクが下のルクセンブルクに“下剋上”を許した。

 韓国はその後も調子が上がらず、GLで2勝2敗の成績で決勝Tに進出。日本戦では歯が立たずにストレート負けを喫した。中国の専門メディア「卓球ネット」は韓国側の事情に触れている。

「韓国は成績の下降が深刻なうえ、3年の間に何人もコーチが変わっている。オリンピックの主力だった田志希、申裕斌はケガで、現在は1人が休戦、1人は出場選手の枠に入れなかった。当然のことながら、これではまったく日本の相手にはならない。韓国敗戦は予想の範囲内のことだ。日本は早田ひなを出すこともせずにこの一戦をクリアした」

 エース格の田志希の日本戦欠場についても同メディアは「田志希はこれまでさんざん故障に悩まされてきたが、今回もおそらく体調に問題があって出場を控えたのだろう」と報道。これについては、中国メディア「新浪体育」の卓球部門「新浪兵兵球」が先月、中国版ツイッターの「微博(ウェイボー)」で「女子のエース、田志希は膝にケガをしており、チームにはマイナスだ。競争相手は実力を上げているので、韓国にとって今回の大会はなかなか厳しいものとなるだろう」と既報。懸念が現実のものとなったようだ。

(THE ANSWER編集部)


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