代表OBのDFファティが力説「次の試合は決め手」、3戦目はコロンビア戦

　サッカーのワールドカップ（W杯）ロシア大会1次リーグH組の日本代表は第2戦でセネガルと激突する。相手のアフリカの強豪は初戦で格上ポーランドを撃破。決勝トーナメント進出へ重要となる一戦へ向け、セネガル代表OBは「日本はとても良いサッカーをする」と警戒した上で「次の試合は決め手となるだろう」と位置づけている。セネガルメディアが伝えている。

　互いに勝てば決勝トーナメント進出が濃厚となる一戦。セネガルとしては南米の強豪コロンビアが待ち受ける第3戦より、日本との第2戦で決めてしまいたいところだろう。セネガルメディア「METRODAKAR」で、日本戦を“決戦”に位置づけているのは、同国代表OBのジャック・ファティだ。

　フランスのレンヌなどで活躍し、現在は同じAFCのオーストラリア1部シドニーFCでもプレーした34歳のDFは「日本はとても良いサッカーをするし、コロンビアを倒してそれを示した」と言及。前評判を覆し、アジア史上初めて南米勢を撃破する快挙を果たした日本を高評価している。

　その上で「次の試合は決め手となるだろう」と指摘。第3戦で対戦するコロンビアは逆転で決勝トーナメント進出をかけ、本気モードでぶつかってくる可能性が高い。「決勝ラウンドに進むには早めに進出を確定させるために日本に勝たないといけない」と“第2戦決着”を熱望している。

　勝って2戦目で決めておきたいのは日本にとっても同じ。果たして、どんな戦いとなるのか。決戦のホイッスルまであと2日に迫っている。