女子ホッケーもW杯で格上撃破だ 主将の理想像は長谷部誠「私もそうなりたい」
長谷部著書「心を整える。」も読んだ内藤「悪いものは悪いと言えるのがすごい」
内藤は、主将に就任した1月から、サッカー日本代表の主将である長谷部誠(フランクフルト)を理想像としている。「長谷部さんは、サッカー界でずっと主将を務めていて、監督、選手からの信頼が厚い印象。私もそうなりたい。(長谷部の著書である)『心を整える。』も読んだ。選手を尊重しながらも悪いものは悪いと言えるのがすごい。あまり他人に言えないタイプなので、見習いたい」と話し、チームをまとめる意気込みを示した。
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チームは、翌23日にオランダへ出発予定。26日からブレダで開催される4か国大会(オランダ、中国、スペインが参加)に出場した後、アイルランド、ベルギーでテストマッチを行って帯同メンバーを20名に絞り、ワールドカップ開催地のロンドンへ向かう。登録メンバーは18名で、2名はリザーブメンバーとなる。アンソニー・ファリーヘッドコーチは、約1か月にわたる欧州遠征で準備ができることに感謝を示しつつ「(就任から)1年をかけて土台作りができた。世界の強豪との試合でも、攻める割合が増えていて手応えを感じている。良いパフォーマンスが出せているのは(敵陣からボールを奪いに行く)ハイプレスホッケーができているとき。このスタイルでワールドカップ、五輪に向けてやっていく」と力強く宣言した。
現在開催中のサッカーワールドカップ決勝戦は、7月15日の開催。閉幕して間もなく、21日からホッケー女子日本代表の「さくらJAPAN」がワールドカップに挑む。
(平野 貴也 / Takaya Hirano)