女子ホッケーもW杯で格上撃破だ 主将の理想像は長谷部誠「私もそうなりたい」
女子ホッケーもワールドカップで飛躍を目指す。開催国枠で2020年東京五輪の出場が決まっているホッケー女子日本代表が22日、都内でFIH(国際ホッケー連盟)ワールドカップ(7月21日開幕、ロンドン)の壮行記者会見に臨み、主将の内藤夏紀(ソニー)が抱負を語った。
7月開幕のW杯、サッカーが刺激…内藤主将「(前評判で)強いとかは関係ない」
女子ホッケーもワールドカップで飛躍を目指す。開催国枠で2020年東京五輪の出場が決まっているホッケー女子日本代表が22日、都内でFIH(国際ホッケー連盟)ワールドカップ(7月21日開幕、ロンドン)の壮行記者会見に臨み、主将の内藤夏紀(ソニー)が「今大会の目標は、金メダル。サッカーの日本代表がワールドカップの初戦で(強豪の)コロンビアを相手に歴史的勝利を収めたのを見ていて、刺激を受けた。同じように、さくらJAPAN(チームの愛称)も日本の皆様に良い報告をできるように頑張りたい」と抱負を語った。また、今年から新たにスポンサーとなった損保ジャパン日本興亜社の佐藤史朗取締役副社長が、メダル獲得の際には1000万円の報奨金を選手に手渡しすると約束した。
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ホッケーのワールドカップは、サッカーと同様に4年周期で開催されるビッグイベントだ。各大陸予選の優勝国およびワールドリーグ上位の計16カ国が出場。4カ国ずつ4組で総当たりのリーグ戦を行い、各組首位は準々決勝に進出。2位、3位は準々決勝進出チーム決定戦に進む。世界ランク12位の日本は、グループDで同5位のオーストラリア、同4位のニュージーランド、同13位のベルギーと順に対戦する。
日本の過去最高成績は5位(2006年)だが、4年前のワールドカップ、2年前のリオデジャネイロ五輪は、ともに10位。1ケタ順位の壁に阻まれている。それでも、内藤は「サッカーは、初戦で格上と言われるチームに勝った。世界ランクとか(前評判で)強いとかは関係ないと感じた。私たちも、ニュージーランドやオーストラリアは私たちより格上と見られると思うけど、関係なく強い気持ちで戦えたらいい」と強気の姿勢を見せた。