敵地アスレチックス戦でノーノーならずも8回2安打無失点で15勝目

　米大リーグのエンゼルス・大谷翔平投手は29日（日本時間30日）、本拠地アスレチックス戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場し、8回2死までノーヒットノーランの快投。8回2安打1四球無失点10奪三振で自己最多15勝目を挙げ、史上初の投打規定到達にあと1イニングに迫った。5回にはボテボテのゴロを素晴らしいフィールディングで処理。米メディアは動画を公開し「ゴールドグラブもトロフィー棚に加えるかもね」と絶賛の声が上がっている。

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　3-0とリードし、アスレチックス打線をノーヒットに抑えたまま迎えた5回。2死ランナーなしの場面で6番カペルをスライダーで詰まらせた。打球は一塁線にボテボテのゴロ。素早く反応した大谷はボールをつかむと、体をひねりながらジャンピングスロー。走者と重なり難しい位置だったが、アウトをもぎ取ると、軽く吠えながらガッツポーズを見せた。

　米カリフォルニア州地元局「バリー・スポーツ・ウェスト」公式ツイッターは「ゴールドグラブもトロフィー棚に加えるかもね」と文言を添えて動画を公開。同じく動画を公開したMLB公式ツイッターも「ショウヘイを見るのは本当に楽しい」と記した。

　この回も無安打に封じた大谷は8回2死までノーヒットノーランを継続。惜しくも快挙達成とはいかなかったが、超人的な身体能力でもファンを魅了した。