世界卓球対戦国決定、日本男女監督「取りこぼしせず勝つ」「やりづらい相手ではない」
30日から開幕する世界卓球団体戦の組み合わせ抽選会が28日、開催地の中国・成都で行われた。2大会ぶりのメダルを狙う男子は3組、3大会連続銀メダルから51年ぶり金メダルの期待がかかる女子は2組となり、グループリーグの対戦国が決定。男女両監督が取材に応じ、印象を明かした。
世界卓球団体戦が30日中国・成都で開幕
30日から開幕する世界卓球団体戦の組み合わせ抽選会が28日、開催地の中国・成都で行われた。2大会ぶりのメダルを狙う男子は3組、3大会連続銀メダルから51年ぶり金メダルの期待がかかる女子は2組となり、グループリーグの対戦国が決定。男女両監督が取材に応じ、印象を明かした。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
新型コロナウイルスの影響で出場を見送る国もある中、男子32か国、女子28か国がエントリー。グループリーグは男子7組、女子6組に別れた。30日からグループリーグが行われ、上位16の国と地域が10月5日からの決勝トーナメントに進出する。
チーム世界ランクを基に行われた抽選会。日本は同3位の男子が香港(同12位)、ルーマニア(同20位)、イラン(同31位)、ハンガリー(同39位)と同じ3組。同2位の女子がハンガリー(同16位)、ポーランド(同19位)、スロバキア(同30位)、ウズベキスタン(同52位)と同じ2組となった。
男子は張本智和(IMG)、戸上隼輔(明大)、及川瑞基(木下グループ)、横谷晟(愛知工業大)の4人。丹羽孝希(スヴェンソン)はインフルエンザで出場を辞退した。女子は伊藤美誠(スターツ)、早田ひな(日本生命)、長崎美柚(木下グループ)、木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)、佐藤瞳(ミキハウス)の5人で臨む。
日本代表の男女両監督は抽選会後に取材に応じた。
男子監督・田勢邦史氏「経験豊富なチームとの対戦になったけど、全体的に見てもやりづらい相手ではないですね。まずはしっかり予選を通過したいというのが第一の目標です。みんな元気。そこが一番大事ですね。試合が始まったら意外とできるかもしれないし、こちらからあまりプレッシャーをかけるのもよくない。(日本代表は)初出場が3人いるのも一つの力に変えてほしい。初出場で世界チャンピオンになる人もいる。とにかく思い切って自分のプレーをしてほしいです」
女子監督・渡辺武弘氏「ヨーロッパなので各国に強い選手がいる。取りこぼしをせず勝っていければ。良い感じで調整も進んでいる。(ヨーロッパが多いのは)予想外ですが、情報交換しながらやりたいです」
(THE ANSWER編集部)