ファイターズが茨城7市の団体とパートナー協定 人材の交流、新たな地域開発を展開へ
プロ野球・北海道日本ハムファイターズの事業運営会社である株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメントは、2023年3月に開業する北海道ボールパーク F ビレッジ(所在地:北海道北広島市)を基点とした新たな取り組みに向け、茨城県県南西エリア7市(龍ケ崎市、常総市、取手市、牛久市、守谷市、坂東市、つくばみらい市)で構成される団体「スポーツによる地方創生官民連携プラットフォーム」とのパートナー協定を締結したと発表した。
企業理念である「Sports Community」の新たな挑戦
プロ野球・北海道日本ハムファイターズの事業運営会社である株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメントは、2023年3月に開業する北海道ボールパーク F ビレッジ(所在地:北海道北広島市)を基点とした新たな取り組みに向け、茨城県県南西エリア7市(龍ケ崎市、常総市、取手市、牛久市、守谷市、坂東市、つくばみらい市)で構成される団体「スポーツによる地方創生官民連携プラットフォーム」とのパートナー協定を締結したと発表した。
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ファイターズは、企業理念である「Sports Community」の新たな挑戦として、2017年に「スポーツ環境デザイン」を提唱する筑波大学発ベンチャー(株)Waisports ジャパンと共に、スポーツを通じたエリアマネジメント事業「北海道・茨城県プロジェクト」を立ち上げた。これまで、筑波大学各種研究室、県南・県西エリアの複数自治体、スポーツ事業者など官学民が連携し、教育、観光、娯楽、健康、スポーツ振興の分野で、関係人口や生産人口の新たな創出モデル、地方都市の新たな創生モデルを模索する活動を展開している。
なかでも上記の7市は、各活動の企画提案や誘致、エリア内での協議会設置(2020年3月設立)、北海道への視察訪問など、積極的にプロジェクトへ参画している。Fビレッジ開業を機に、同プロジェクトの活動をより具体化していくため、このたびの協定締結に至った。
本協定では、Fビレッジやプラットフォーム構成自治体の各種資源を発掘しながら、人材の交流や開発、各種社会実験の実践、情報やナレッジの共有を通じた新たな地域開発を以下4領域において展開していく。
(1)教育・子育てを通じたまちづくりに関すること
(2)観光を通じたまちづくりに関すること
(3)食と健康を通じたまちづくりに関すること
(4)その他、地域活性化に関すること
■具体的取り組み
以下の3つを通じた両地域の新しい開発推進を行う。
・人材交流や人材開発の企画
就学層から就労層を対象とした、スポーツなど文化・娯楽活動、或いは農業や特産品など固有の地域資源を活用した各種教育旅行のプログラムや企画の開発
・各種社会実験の実践
上記プログラムの各種社会実験
(例:学校教育旅行、地域クラブ強化キャンプ、企業研修、自治体研修など)
・情報ナレッジの共有
上記活動を通じて獲得された様々なナレッジや情報、ネットワークの共有
(例:官民連携マネジメント、自己肯定感向上に寄与するスポーツ・運動遊び、公共空間の新しい利活用などトピックスを基にした情報共有会・研究勉強会の実施などを計画中)
(THE ANSWER編集部)