大谷翔平、来季も“薄給”継続を米記者予想 大幅アップも「真の価値は71億円」と断言
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季、投げては自身メジャー最多13勝、打っては34本塁打と二刀流で躍動。来季は2年契約最終年で、年俸調停権を持っている今オフは年俸の大幅アップが予想されている。米紙「ニューヨーク・ポスト」の名物記者ジョン・ヘイマン氏は、大谷について「真の価値は71億円」とし、格安の今季から大幅アップするものの、本来の価値からの「薄給」は変わらないだろうと予想している。
ニューヨーク・ポスト紙の名物記者「オオタニは唯一無二の選手だ」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は今季、投げては自身メジャー最多13勝、打っては34本塁打と二刀流で躍動。来季は2年契約最終年で、年俸調停権を持っている今オフは年俸の大幅アップが予想されている。米紙「ニューヨーク・ポスト」の名物記者ジョン・ヘイマン氏は、大谷について「真の価値は71億円」とし、格安の今季から大幅アップするものの、本来の価値からの「薄給」は変わらないだろうと予想している。
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同紙が「ショウヘイ・オオタニが得るに値する昇給をエンゼルスから受けるのは難しい」と見出しを打った記事の中で、ヘイマン記者は「彼はムーキー・ベッツの持つ年俸調停権を持つ選手の最高契約額を大きく更新するのに値する」と主張。年俸調停を回避して1年契約を結んだ選手の最高額記録、ムーキー・ベッツの2700万ドル(約38億4000万円)を超えるべきだと指摘した。
しかし、「コーリー・シーガーがフリーエージェントで3250万ドル(約46億3000万円)を受け取った年、トレイ・ターナーは2300万ドル(約32億8000万円)だった。アーロン・ジャッジは1900万ドル(約27億1000万円)だ。これらは悪くない結果だったものの、極めて薄給だ」と過去の事例を持ち出し、年俸調停権を持つ選手は活躍に見合わない低年俸を受け入れるのが通例だと紹介。大谷についても予想した。
球団側は大谷が前例に従い、2000万ドル(約28億5000万円)程度で契約すると予想していることを伝え、「しかし、オオタニは唯一無二の選手だ。クリス・ブライアントは5年目の選手として1860万ドル、ジェイク・アリエータは1550万ドルを手にした。オオタニは2人の合計である3410万ドル(約48億6000万円)を得るに値する。これでも彼の給料としては低い。市場価値も含めれば、真の価値は5000万ドル(約71億2000万円)以上だ」と強調した。
二刀流の価値の高さに破格の年俸を独自算出したヘイマン氏。大谷は昨季が年俸300万ドル(約4億3000万円)、今季は550万ドル(約7億8000万円)と格安だっただけに、来季の年俸には注目が集まりそうだ。
(THE ANSWER編集部)