大谷翔平、ヤ軍OB左腕がMVPに猛プッシュ「ジャッジの活躍も理解するが…彼がベストだ」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が12日(日本時間13日)の敵地ガーディアンズ戦に「3番・DH」で先発出場。この試合を中継しているMLB公式テレビ局「MLBネットワーク」では球界OBや識者が観戦しながら議論する企画を実施。ア・リーグMVP争いのテーマでは、ヤンキースのレジェンド左腕が今季55本塁打の“後輩”アーロン・ジャッジ外野手を差し置いて、大谷の2年連続受賞を猛プッシュしている。
CC.サバシア氏がMLBネットワークで意見
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が12日(日本時間13日)の敵地ガーディアンズ戦に「3番・DH」で先発出場。この試合を中継しているMLB公式テレビ局「MLBネットワーク」では球界OBや識者が観戦しながら議論する企画を実施。ア・リーグMVP争いのテーマでは、ヤンキースのレジェンド左腕が今季55本塁打の“後輩”アーロン・ジャッジ外野手を差し置いて、大谷の2年連続受賞を猛プッシュしている。
MLBネットワークではエンゼルス―ガーディアンズ戦の中継で「クラブハウス・エディション」と銘を打ったスペシャル企画を実施。ゲストや識者とともに試合中の議論で盛り上がるイベントの主役はメジャー通算251勝でガーディアンズ(当時インディアンス)、ヤンキースなどで活躍した左腕CC.サバシア元投手だった。
レッズなどでプレーした元内野手のショーン・ケイシー氏から「オオタニがMVP?ジャッジがMVP?」と質問をされると、サバシア氏は「私に言わせてくれ! 誰がMVPと考えているのか、みんな知っているでしょう」と切り出した。
ヤンキースOBでありながら、常々大谷のファンであることを公言しているサバシア氏。アナリストのスティーブン・ネルソン氏が「みんなわかっていないと思いますよ」と返すと、サバシア氏はこう話した。
「ジャッジは私の弟のようなものだ。ショウヘイは史上最高のお気に入りの選手? そうだ。史上最高の野球選手だよ。彼がMVPだ!」。2019年までヤンキースでジャッジと共にプレーした間柄ではあるが、それでも大谷派の立場は変わらなかったようだ。
「彼が毎年健康で、投手としても成長を続けているなら、彼がMVPでいいんだよ。あまりにユニコーンだ」と力説を続けた。ネルソン氏の「ジャッジよりオオタニですか?」の問いには「私はそうだ!」と断言していた。
弟分の歴史的躍動についても、サバシア氏は「ジャッジの活躍も全部理解している。彼のプレーを見ることは素晴らしいし、ヤンキースのユニフォームで(ア・リーグ本塁打記録の)61本塁打を追っていることもね。彼がいなければ、プレーオフも見えていなかったかもしれない」と評価しながら、「だが、この男(大谷)がまさに我々が今まで見た中でベストプレイヤーなんだ」と二刀流を手放しで称賛していた。
(THE ANSWER編集部)