三冠王も視野、米ファン「スイングがいいね」

　プロ野球・ヤクルトの村上宗隆内野手が6日の阪神戦（甲子園）で今季52号本塁打を放った。日本選手では野村克也、落合博満と並ぶ歴代2位の大記録。22歳の若さで三冠王も視野に入るが、米国のデータ分析会社もその実力に注目。51号が飛び出た際に紹介すると、「スイングがいいね」「いつMLBでプレーできる？」と興味を持った米ファンからコメントが集まっていた。

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　甲子園球場がどよめきで包まれた。6回無死走者なし。村上は阪神先発・青柳の外角144キロをとらえた。快音とともに、打球はセンター方向へ。ファンの驚きの声が場内に響く中、ボールはバックスクリーン左に飛び込んだ。豪快な52号。ホームイン後、村上は天に向かって両手を合わせるような仕草を見せた。

　実際の映像をDAZN公式ツイッターが公開。王貞治の55本塁打、ウラディミール・バレンティンの日本プロ野球記録60本塁打も狙える若き大砲だが、米データ分析会社「コディファイ・ベースボール」ツイッターもこの男に注目した。

　4日の中日戦で放った51号の映像を公開するとともに、「日本では1985年以来の51本塁打。そして、彼はまだ22歳！」と歴史的一発を文面で紹介。すると米ファンから「ポスティングはいつ？」「いつになったらMLBでプレーできる？」「未来のオリオールだ」「このスイング」「ヤンキースが狙っている」「スイングがいいね」とのコメントも。中には「バレンティンは60本打っていなかった？」と“マニア”な米ファンの書き込みもあった。