大谷翔平、三振喫した相手への“神対応”に米メディア称賛「ユーモアも必見の才能だ」
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)の本拠地タイガース戦で、本塁打2発を含む3安打3打点と活躍。10-0の勝利に貢献した。大差がついた8回の打席で、相手は野手が登板。外野手登録のコディ・クレメンスと対戦し、見逃し三振だった。コディは大投手ロジャー・クレメンスの四男。マウンド上で喜び、記念球をベンチに投げ返していたが、一夜明けて大谷からボールにサインをもらったことを報告。大谷の対応に米メディアも「このユーモアセンスもまた彼が必見の才能である理由」などと称賛した。
タイガース戦で三振奪った野手がサインに喜び
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)の本拠地タイガース戦で、本塁打2発を含む3安打3打点と活躍。10-0の勝利に貢献した。大差がついた8回の打席で、相手は野手が登板。外野手登録のコディ・クレメンスと対戦し、見逃し三振だった。コディは大投手ロジャー・クレメンスの四男。マウンド上で喜び、記念球をベンチに投げ返していたが、一夜明けて大谷からボールにサインをもらったことを報告。大谷の対応に米メディアも「このユーモアセンスもまた彼が必見の才能である理由」などと称賛した。
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大谷が心の広い対応をしたようだ。2本塁打を放ったタイガース戦、8回1死一塁の第5打席で対戦したのは、今季メジャーデビューした26歳コディ・クレメンス。9点差がついたための野手登板だった。緩いボールでファウルを打たされるなど1-2と追い込まれると最後は68.4マイル(約110キロ)を見逃し。三振に倒れた。
これにコディはガッツポーズ。ベンチにボールを投げ、記念球として取っておくように味方に求めた。試合後には、大谷にサインをもらって額に入れるかも知れないと明かしたことが米記者に伝えられていた。一夜明けてインスタグラムのストーリー機能を使い、ケースに入ったボールの画像を投稿。そこには英語で「なんてエグイ投球なんだ!」とのメッセージと、大谷のサインが記されていた。
この大谷の対応に、米メディアも注目した。米紙「USAトゥデー」のスポーツ専門サイト「フォー・ザ・ウィン」は「ショウヘイ・オオタニ、68マイルの三振を取られたコディ・クレメンスに最高にかっこいいプレゼント」との見出しで記事を掲載。三振のシーンについて記事では「オオタニが三振に対して素晴らしいスポーツであることを見せたので、この瞬間はよりいいものになった」と伝えた。
更にサイン対応については「2本の本塁打を放った後は楽しく過ごせるのは当然だが、オオタニのこのユーモアセンスもまた彼が必見の才能である理由だ。彼はコディにとってこの三振がどれほどの意味を持つか知っていたから、サインにも応じたのだ。こうした彼の行動は応援したくなる。オオタニからのこのプレゼントをファンもまた愛しているのだ」と称賛していた。
またMLB公式サイトは、タイガースのカテゴリーで「『なんてエグイ投球だ!』ショウヘイ、コディ・クレメンスの奪三振ボールにサイン」との見出しの記事を公開。コディの投球には「実際エグいボールを投げており、これでタイガースのユーティリティ選手は父に対して見せびらかすことのできるものを手にした」と、通算354勝、4672奪三振の偉大な父に自慢できるものができたと伝えた。
(THE ANSWER編集部)